【阪神大賞典】(阪神)スタミナ自慢のサンライズアースが6馬身差の圧勝で重賞初制覇を飾る|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
阪神11Rの第73回阪神大賞典(4歳以上GII・芝3000m)は4番人気サンライズアース(池添謙一騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分3秒3(良)。6馬身差の2着に7番人気マコトヴェリーキー、さらに半馬身差の3着に5番人気ブローザホーンが入った。
サンライズアースは栗東・石坂公一厩舎の4歳牡馬で、父レイデオロ、母シャンドランジュ(母の父マンハッタンカフェ)。通算成績は7戦3勝。
レース後のコメント 1着 サンライズアース(池添謙一騎手)
「先行馬がいないメンバー構成でしたので、自然と先行する形になるのかなとイメージしていました。だいぶ幼さは抜けてきたのですが、きょうはハナに立ってずっと物見をしていて、他のことに気を取られながらの走りで、(騎乗していて)気が抜けませんでした。2周目の向正面に入ってマコトヴェリーキーが前を走るようになってからは集中して走ってくれました。まだまだ幼い部分が残っているのかなという感じがします。スタミナには自信がありましたし、距離は全然心配していませんでした。展開がうまくハマってくれれば強いレースをしてくれるのですが、スタイル的に難しい馬なので、レースごとにいろいろ考えないといけない部分があります。去年のダービーが終わった時点では菊花賞を楽しみにしていたのですが、体調が整わず、年明けから始動することになりました。ことし3走目で、馬の状態は右肩上がりでしたし、格上挑戦でしたが、ここでどれだけのレースをしてくれるか楽しみにしていました。きょうしっかり結果を出すことができて、次の舞台に臨んでいけると思いますし、とても楽しみにしていますので、順調に、無事に行ってほしいと思います」
2着 マコトヴェリーキー(岩田望来騎手) 「良いポジションで競馬ができました。しかし初の3000mで、道中で入れ替わりがあってハミを噛んでしまいました。それでも2着でしたから、頑張ってくれました」
3着 ブローザホーン(菅原明良騎手) 「もう少し前を取る予定でしたが、ゲートを出てから全然進んでいってくれませんでした。この馬場でペースが落ちてしまうと良さを生かせないですね。渋太く脚を使うようなレースの方が良いと思います。しかし、天皇賞に向けてやるべきことを再確認できましたし、次も楽しみです」
4着 ショウナンラプンタ(武豊騎手) 「展開も向きませんでした。それでもラストはそれなりに脚を使っていますし今日の感じなら京都の方が良さそうです」
5着 ヴェローチェエラ(川田将雅騎手) 「具合は前回よりはるかに良かったです。距離ですね」
6着 ゴールデンスナップ(浜中俊騎手) 「レースはいつも通りの雰囲気でした。状態も良かったと思います。スローで行くのはわかっていましたので早めにポジションを上げてスローの瞬発力勝負になる前に自分からエンジンをかけていこうと思っていました。そこに対応できなかったのはスピードの差かなと思います。でも馬は良く頑張ってくれました」
7着 ワープスピード(横山和生騎手) 「前走で出したレースをして馬もピリっとしていました。枠も外めで楽に好位が取れて良い感じと思いました。ただこれでいろいろはっきりと分かったことがあるので次に繋げられたらと思います」
8着 ウインエアフォルク(古川吉洋騎手) 「折り合いはつく馬ですし、離れ過ぎると厳しいので流れに乗って運びました。スタミナはあるのでこの馬の分はしっかり走ってくれています」