ポテトを値上げしたら店員が殴られた【カンバ通信:第512回】

ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしているケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。

今回も、僕がポテトを食べに行ったレストランを紹介したい。

お店の名前は「Taksan Restaurant」。

この店に入ろうとした時、まず僕を迎えてくれたのは、とても良いポテトの香りだった。

店内はたくさんのお客さんでいっぱい。スタッフのみなさんも、とても忙しそうに料理を運んでいた。

僕もさっそくポテトを注文しようとした。

すると、スタッフが僕にこう言ったのである。

「注文する前に、まず新しいポテトの値段を説明させてください」

なぜ、わざわざ注文する前に値段を説明するのだろう?

話を聞いてみると、以前と比べて生活費が高くなったため、この店でもポテトを値上げしたのだという。

値上げした金額は20ケニアシリング(約24円)。

それほど大きな値上げではないように思える。

しかし、この店では以前、値上げ後の価格を知らずにポテトを注文したお客さんが、あとから新しい値段を知って怒ってしまったことがあったという。

しかも、そのお客さんはスタッフを殴ってしまったらしい。

それ以来、この店では同じようなトラブルが起きないよう、注文を受ける前に、

「今はポテトの値段が変わっています」

と、お客さんに説明するようにしているそうだ。

僕も新しい値段を聞いてから、ポテトを注文した。

しばらくすると、ポテトが運ばれてきた。

食べてみると……

とてもおいしい!

僕はこの店のポテトが気に入ったよ。

値段は120ケニアシリング(約145円)。

ポテトを20ケニアシリング値上げしただけでも、こんなトラブルが起きることがある。

だからこそ、この店のスタッフは今、注文前にきちんと値段を説明しているのだろう。

それでは、また次のポテトで会いましょう。

クワヘリ!

執筆:チャオス(カンバ族) 超訳:GO羽鳥 Photo:RocketNews24.

関連記事: