FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年1月16日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年1月16日8時30分執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼15日(木)の為替相場 (1):英月次GDP 予想を上回る (2):日銀 一層の円安進行を警戒(3):ユーロ圏鉱工業生産 予想を上回る (4):予想より少ない米新規失業保険申請件数

▼15日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:158円台を中心とした推移/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

15日(木)の為替相場

期間:15日(木)午前7時10分~16日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英月次GDP 予想を上回る

英11月国内総生産(GDP)は前月比+0.3%と市場予想(+0.1%)を上回った。同鉱工業生産は前月比+1.1%と予想(+0.2%)を大幅に上回った。同貿易収支は237.11億ポンドの赤字となり、赤字額は市場予想(204.00億ポンド)より多かった。

(2):日銀 一層の円安進行を警戒

「日本銀行が円安による物価上振れや経済への影響に警戒感を強めている」「来週の金融政策決定会合は政策維持が決まる見通しだが、一層の円安が今後の利上げペースを速める可能性も指摘されている」とブルームバーグが複数の関係者への取材を基に報じた。

(3):ユーロ圏鉱工業生産 予想を上回る

ユーロ圏11月鉱工業生産は前月比+0.7%と市場予想(+0.5%)を上回った。同貿易収支は99億ユーロの黒字で黒字幅は前年11月(154億ユーロ)から縮小した。

(4):予想より少ない米新規失業保険申請件数

米新規失業保険申請件数は19.8万件と市場予想(21.5万件)より少なく、前週(20.7万件)から減少した。これにより、4週平均の申請件数は20.5万件と2年ぶりの低水準となった。ただ、年末年始のホリデーシーズン前後のデータとあって歪みが生じた可能性があるとの見方からドルの上昇は続かなかった。なお、同時刻に発表された米1月NY連銀製造業景気指数は7.7、同フィラデルフィア連銀製造業景気指数は12.6と、いずれも市場予想(1.0、-1.4)を上回った。

15日(木)の株・債券・商品市場

<最新の株価指数CFDレートはこちら>

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:158円台を中心とした推移

昨日のドル/円は終値ベースでは約0.1%上昇。新規失業保険申請件数などの米経済指標が強い結果となり158.88円前後まで上昇する場面も見られたが、前日の三村財務官と片山財務相の強めの円安けん制が引き続き意識されたほか、一部通信社が「日銀、一層の円安が今後の利上げペースを速める可能性」と報じたことも重しとなった。 ドル/円は、衆院の解散・総選挙で与党が議席を伸ばすとの思惑が下値を支える一方で、実弾介入発動の警戒感が上値を抑える展開は続きそうだ。本日16時に片山財務相が会見を予定していることも積極的な上値追いが控えられる一因となるだろう。加えて、本日はドル/円相場に影響を与えそうな経済指標の発表はなく、米国は3連休を控えているということも様子見姿勢を強めそうだ。ドル/円は158円台を中心とした推移が見込まれる。

注目の経済指標:米鉱工業生産

注目のイベント:片山財務相発言

※時間は日本時間での表示になります。※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。

※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト 中村 勉(なかむら・つとむ) 米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。

経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。

●免責事項本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

関連記事: