3.5リッターV6搭載のホンダのアメリカンSUVが日本にやってくる!? 新型パスポート上陸──GQ新着カー

仮にこのパスポートが日本市場に投入された場合、最大のライバルとなるのはトヨタの「ランドクルーザー250」あたりだろう。ランドクルーザー250がラダーフレーム構造による絶対的な堅牢さを武器にする“本格クロカン”であるのに対し、モノコックボディのパスポートは、より乗用車に近い快適な乗り心地と静粛性、そして高速巡航性能で勝るはずだ。

マツダの「CX-60」や「CX-80」といった欧州志向のラージ商品群とは対極にある“北米のタフネス”を体現したパスポートは、「繊細さよりも道具としての頼もしさが欲しいが、本格クロカンほどストイックでなくていい」という層にとって、極めて魅力的な選択肢になるだろう。

ホンダは今、日本の既存ラインナップにない“穴”を埋めるモデルを模索している。インテグラが「シビック タイプRと同じ心臓を持ちながら、よりグランドツーリング志向な大人の選択肢」であるならば、パスポートは「ヴェゼルやZR-Vでは物足りない、圧倒的なパワーとタフネスを求める層への回答」と言えるだろう。

エコや効率一辺倒になりがちな日本市場に、あえて大排気量の北米仕様車を投入することは、ホンダというブランドに“元気で遊び心のあるメーカー”というイメージを取り戻させる起爆剤になるかもしれない。

トランプ旋風という外圧をも追い風に変え、このワイルドなSUVが日本の地を踏む日は、そう遠くないかも。その日が楽しみである。

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By 稲垣邦康(GQ)

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文と編集・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)

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