(朝)米国市場は高安まちまち ダウ平均は309ドル安もハイテク株は持ち直し

NYダウ: 47,147.48  ▼309.74 (11/14) NASDAQ: 22,900.59  △30.23 (11/14)

1.概況

先週末の米国市場は高安まちまちでした。FRB(米連邦準備制度理事会)高官による、追加利下げへの慎重姿勢が伝わり、次回12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での追加利下げ観測の後退が株式市場の重荷となりました。 ダウ平均は234ドル安の47,222ドルと続落して取引を開始しました。朝方が売り優勢となり早々に594ドル安の46,863ドルをつけ、本日の安値を更新するも、その後は徐々に下げ渋る展開となりました。米国がスイスに対する39%の相互関税を15%に引き下げると伝わったほか、このところ大きく下げていたAI関連銘柄への買いが入り、ダウ平均は最終的に309ドル安の47,147ドルで続落となりました。

S&P500株価指数も3ポイント安の6,734ポイントで同じく続落しました。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は30ポイント高の22,900ポイントと小幅高ながら4日ぶりに反発しました。

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