90+5分のゴールは幻も…90+11分に劇的同点弾!! 意地見せた神戸、土壇場で京都に追い付いてドローに持ち込む
ヴィッセル神戸が劇的弾でドローに持ち込んだ
J1リーグは26日、第3節を各地で開催し、ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸と京都サンガF.C.が対戦し、1-1で引き分けた。
開幕2戦2分けの神戸は22日の第2節名古屋戦(△2-2)から先発2人を入れ替え、MF飯野七聖、DF松田陸らを先発起用。一方、アウェーの京都は第2節浦和戦(△1-1)から先発の変更はなく、同試合と同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。
前半13分に試合を動かしたのはアウェーの京都だった。自陣でボールを奪ったFWマルコ・トゥーリオがFWラファエル・エリアスに預け、自身は前線へと駆け上がる。MF扇原貴宏に寄せられながらもキープしたエリアスがスルーパスを供給すると、PA内右に走り込んだトゥーリオがGK前川黛也の股を抜くシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。
しかし、38分に京都をアクシデントが襲い、負傷したトゥーリオがプレー続行不可能と判断されてピッチを後に。41分にMF奥川雅也が投入された。
1-0のまま後半を迎えると、まずは同点に追い付きたい神戸ベンチが22分に動き、飯野に代えてMF山内翔を投入。さらに30分にはDF岩波拓也とJ1デビューとなるMF濱崎健斗をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。
1-0のまま終盤を迎えると、45+5分、濱崎のクロスからDFマテウス・トゥーレルが放ったヘディングシュートはGK太田岳志に阻まれるも、こぼれ球にいち早く反応したFW大迫勇也が右足で蹴り込む。神戸が追い付いたかと思われたが、VARが介入した結果、オフサイドが確認されてノーゴールとなった。
しかし、神戸が意地を見せる。45+11分、大迫がすらしたボールから抜け出したFW佐々木大樹がPA外から右足のシュートを叩き込み、劇的弾で1-1のドローに持ち込んだ。
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