FC東京の壁設定に両クラブOB「ちょっと危険な気がしますね」宇佐美貴史が鮮やかFK弾のG大阪、6試合ぶりJ1白星
MF宇佐美貴史がFKを決めた
J1リーグは22日、各地で第21節を開催した。ガンバ大阪はFC東京に2-0で勝利してリーグ戦6試合ぶりの勝ち点3となった。FC東京のDF森重真人はJ1通算501試合目の出場となり、山田暢久氏に並ぶJ1歴代10位タイの出場記録となった。
G大阪は前半2分、セットプレーの流れからFWデニス・ヒュメットが相手との競り合いを制してシュート。同3分にはFC東京のMF橋本拳人がミドルシュートを放ち、こぼれ球からMF俵積田晃太がシュートを打ったがそれぞれGK波多野豪とGK一森純がセーブした。
前半9分にはG大阪に決定機。ヒュメットが最終ラインの背後を抜け出してゴール前に折り返すと、GK波多野が懸命に右手を伸ばして弾いたもののゴール前にこぼれ球をMF山下諒也が拾う。これにも波多野が手を伸ばしてシュートを打たせなかったが、なおもこぼれたボールをゴールエリア手前からMF宇佐美貴史がシュート。しかしゴールカバーに入ったDF室屋成に阻まれた。
そうした中でFC東京は前半18分、DF白井康介がピッチに座り込んでDFバングーナガンデ佳史扶との交代を余儀なくされた。バングーナガンデは今月18日の天皇杯で昨年5月31日以来の復帰を果たし、続く試合でのリーグ戦復帰になった。
試合が動いたのは前半33分。G大阪がゴールまでやや距離のある中央右寄りでFKを獲得。FC東京はゴール前へのクロスを警戒して壁を1枚で設定し、『DAZN』中継にゲスト出演した両クラブOBのDF丹羽大輝は「ちょっと危険な気がしますね」とコメントした。キッカーのMF宇佐美貴史はその言葉通り直接ゴールを狙うと、ボールはニア上角に突き刺さってゴールイン。高精度キックでG大阪が先制した。
これが青黒の至宝にしてNo.7
フリーキックを直接叩き込むスーペルゴラッソ‼️明治安田J1リーグ第21節G大阪×FC東京