【速報】悠仁さま記者会見始まる 木槌を手に笑顔の近影を宮内庁が公開 古文書の補修を見学

秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまの初めて記者会見が3日午後2時から始まり、最近の映像が公開されました。

悠仁さまは2月18日、皇居にある宮内庁書陵部を訪れ、古文書の補修作業を見学されました。

害虫によって損傷した江戸時代などの貴重な資料。虫食いの穴に、ちぎった和紙を貼り、薄い和紙で裏打ちするなど、専門的な作業を熱心に見つめられています。

作業に使う小刀を持ち比べ、和紙を貼った箇所の段差を指でなぞったほか、紙の厚さを計る紙厚計で和紙の薄さに驚く様子も見られ、デジタル顕微鏡で繊維の太さの違いを確認した際は「説明の通りですね」と感心されていたということです。

補修作業に適した紙を作る作業についても説明を受け、紙すきに使う木枠や木槌を手に持ち、使い方を確かめ、重さを実感されていました。

宮内庁によりますと、悠仁さまは幼い頃から、皇室の伝統を支える宮内庁の様々な仕事について、見学し職員から直接話を聞く機会を重ね、今回は古文書の管理を担う書陵部を初めて訪問されたということです。

ある側近によりますと、悠仁さまは古典文学に関心を寄せられていて、来年2026年の歌会始には成年皇族として和歌を寄せることも想定し、和歌に関する資料もご覧になりました。

鮮やかな桜やモミジが描かれた短冊や鑑賞用に「掛け幅」に仕立てられたものは、和歌や書に長けていた江戸時代の霊元天皇の直筆です。

悠仁さまは、どのような筆を使い、文字に特徴があるのかなど、質問を重ねられ、およそ2時間にわたる見学を終え、宮内庁の職員の幅広い専門的な仕事内容に感銘を受けられていたということです。

美術品や修復に関心があった姉の小室眞子さんも、成年にあたり書陵部で映像を撮影していました。

また、小学生の頃の米作りの写真も公開されました。

生き物が集まる環境を自分で作り、コメを収穫したいと考え、10歳の頃からお住まいの庭に水田を作り、稲作を続けられている悠仁さま。

胴長姿で田植えの準備をしたり、刈り取られる様子を職員が撮影した写真です。

2024年12月に推薦入試で筑波大学に合格した悠仁さまは運転免許の取得など大学進学に向けた準備を進める傍ら、自分の考えをまとめ、話す練習を重ねるなど、記者会見に向けて熱心に準備をされていたということです。

成年皇族としての初めての会見を終えると、高校の卒業式を経て、来月4月からは大学生としての生活が始まります。

皇室の行事や学業への影響などを考慮し、成年としての節目の儀式は夏休み中の9月6日、悠仁さまの19歳の誕生日に行われます。

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