女性が「浮気しやすい月内の時期」とストリッパーが「チップを最も稼げる月内の時期」が同じという謎めく事実 最高は1日平均335ドル、最低は平均185ドル
男性が避妊を嫌がることもありますが、女性の中にも、「避妊しない」という人はかなり多いようです。
「自分だけは大丈夫」という心理は、こんなところにも表れるのです。妊娠、出産という大変なリスクを抱えている以上、安易なセックスは女性にとって避けたい行為のはずです。にもかかわらず、なぜ避妊をしない女性がいるのでしょうか。
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米国カリフォルニア州にあるサンタ・クララ大学のジェリー・バーガーは、「自分だけは大丈夫」だと勝手に思い込んでいるからではないか、と考えました。もともと人間には、「自分だけは大丈夫」と思い込みたがるところがあるのですが、妊娠可能性についても、「自分だけは大丈夫だよ」と女性は思っているのではないかとバーガーは考えたのです。
そこでバーガーは女子大学生たちに、「あなたがこれからの1年間で、自分が望んでない妊娠をしてしまう可能性は、どれくらいだと思いますか?」というアンケートを配布してみました。
さらにバーガーは、「自分以外の平均的な女子大学生が、望んでいない妊娠をする可能性」、「自分と同年齢の平均的な女性が、望んでいない妊娠をする可能性」、「子どもがいてもいい年齢の平均的な女性が、望んでいない妊娠をする可能性」についても推測させてみました。
すると上の下記のような結果になったそうです。
子どもがいてもいい年齢の平均的な女性 46.03%
言うまでもありませんが、コンドームなどを使用せずにセックスしていたら、誰でも等しい確率で妊娠するのです。にもかかわらず、女子大学生は「自分だけは大丈夫」と根拠もなく信じ込んでいました。妊娠すると思っていたのは、わずか10%未満だけです。
どんなこともそうですが、自分だけは例外的に大丈夫、ということはありません。リスクは、誰に対しても等しく存在するのです。
そんなことは誰でもわかっているはずなのに、それでもやっぱり、「自分だけは大丈夫」だと思ってしまうのでしょう。これが、人間の良くないところです。