ホンダ「新CR-V」まもなく発売へ! 待望のハイブリッド×精悍ブラックがスポーティな「RS ブラックエディション」新設定! 新たな「ミドルサイズSUV」販売店の反響は?

日本市場に導入予定のホンダ「CR-V e:HEV」が「ジャパンモビリティショー2025」で先行展示されました。待望のハイブリッド車が登場するとあって、販売店でも注目となっているようです。

ホンダ「新CR-V」まもなく発売へ!

 クルマの未来を垣間見ることができる「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」では、最新技術を投入したプロトタイプに加えて、もうすぐ発売となるニューモデルも実車展示されました。

 そのなかでも注目を集めたのは、2026年冬に日本市場でデビューする予定のホンダ新型「CR-V」です。

 現行モデルはFCEV(燃料電池車)「e:FCEV」のみの展開(リース販売)でしたが、新たにハイブリッドの「e:HEV」が導入されることになります。

ブラックパーツを盛り込んだ日本独自の「CR-V e:HEV RS BLACK EDITION」

 6代目となるCR-Vは、すでに米国や中国など海外では2022年にデビューしており、FCEVやハイブリッド車、ガソリン車といった多彩なバリエーションが存在しています。

 そして、日本でもハイブリッド車の導入が期待されていました。

 現在、国内で展開されているCR-V e:FCEVのボディサイズは、全長4805mm×全幅1865mm×全高1690mm、ホイールベース2700mmと、トヨタ「RAV4」や日産「エクストレイル」とほぼ同サイズです。CR-V e:HEVについても基本的に同じサイズになるでしょう。

 そしてCR-V e:HEVは、「アコード」と同じ高出力の2リッターエンジンと2モーターハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインを搭載する予定です。システム合計の出力は200馬力、最大トルクは34kgm以上というパワフルな性能を発揮することになりそうです。

 正式な数値や価格はまだ公表されておらず、JMS2025ではプロトタイプ扱いとなっておりましたが、展示されていたのはスポーティな「RSブラックエディション」でした。

 日本独自の仕様ですが、ブラックパーツを盛り込んだ「RS」を用意するあたり、予想以上にスポーティな味付けとなるのではないでしょうか。

 このCR-V e:HEVについて、ホンダの販売店スタッフにユーザーの反応を聞いてみたところ、すでに販売時期の問い合わせが寄せられているそうです。

「お客様にとって気になるのは、やはり『ZR-V』との比較でどれだけ違うのかという部分です。

 ZR-VがクーペSUVとも呼べるすっきりしたスタイリングだったので、よりアウトドアを意識したスタイリングを望まれる傾向はありそうです。

 デザインは『ヴェゼル』に通じる水平基調が評価も高く、CR-V e:HEVの発売前の反応は上々だと思います」

 初代登場から30周年という節目を迎えるCR-Vだけに、往年のユーザーを含めて期待値はかなり大きいようです。

「ただ、30年前とは物価も違うとはいえ、あまりに高級になり過ぎたCR-Vは敬遠される可能性もまだあります。お求めやすいSUVは『WR-V』が受け皿になっているのですが、少しでも手頃なガソリンエンジン搭載グレードを期待する声もチラホラ聞いております」

※ ※ ※

 現在のホンダのSUVラインナップの最上位となるCR-Vのハイブリッド車が登場することで、人気復活への期待が高まっています。

 価格や詳細なスペックなど、続報が注目されます。

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。 中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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