3000万円の衝撃鑑定!ドン小西のお宝にスタジオ騒然!:開運!なんでも鑑定団(テレ東プラス)|dメニューニュース
10月14日(火)に放送した「開運!なんでも鑑定団」(毎週火曜 夜8時54分)に、ファッションデザイナー・ドン小西が登場。お宝に衝撃値がつき、スタジオが騒然となった。【動画】3000万円の衝撃鑑定!ドン小西のお宝にスタジオ騒然!
30歳の時に自身のブランド「フィッチェ・ウォーモ」を設立したドン。以来、国内外で精力的にコレクションを発表し、斬新なデザインと色使いで一躍トップデザイナーに。現在は年の半分を軽井沢の別荘で過ごしている。今年、軽井沢に「ドン小西ミュージアム」をオープン。北野武、プリンス、エルトン・ジョンが着用した衣装をはじめ、ドンが手がけた数多くの作品が展示されている。そんなドンが持参したお宝は「ベルナール・ビュフェの油絵」。フランスの天才画家・ビュフェがアザミの花を描いた作品で、黒を基調としたシックな印象。ドンは約40年前、「フィッチェ・ウォーモ」設立当時に700万円で購入したという。ブランドを立ち上げた当初は5年間ほど貧乏生活を送り、苦労したというドン。ある時まとまったお金が入り、「このチャンスはもう二度と来ない。何かに託そう」と思い切ってこの絵を手にした。ドンがこの絵を選んだ理由は、「自分にない要素が欲しかったから」。「僕はすごい色を使うから。色を使わなくてもこういう表現の仕方があるんだなと思って、相当僕は感動を受けた」と当時の衝撃を振り返る。構図の素晴らしさや花瓶のなんともいえないカーブ、バランス、直線の多い特徴的な描線、おしゃれなサインにも惹かれ、「いまだに買ってよかったと思う」とドン。MCの菅井友香も、「花ってカラフルなイメージがありましたが、研ぎ澄まされた表現。近くで見ても遠くから見ても引き込まれますね」と見とれた。40年前の購入時から価値が上がっていることを期待し、本人評価額は1000万円とした。鑑定額は、本人評価額の3倍となる3,000万円! 予想外の高額鑑定に、スタジオは騒然となった。鑑定を担当した「永善堂画廊」代表取締役・山村浩一氏によると、この作品のタイトルは「アザミの花束(1955)」。ビュフェが27歳の時に描いたもので、モノトーンの色使いは初期の特徴。力強く鋭利な描線で、素早い筆さばきにより流れるように描かれているという。「花瓶に花束というのは、あまたの画家がよく描くモチーフですし、非常に日常的なものではある。だけど、それをビュフェが描くと独特の緊張感が生まれる」(山村氏)。この結果に、ドンは大喜びで小躍り。「満足ですよ!」と喜びを噛みしめた。