リヴァプール加入で移籍騒動終焉のイサクが古巣ニューカッスルへ「CL出場やタイトル獲得の一員になれて光栄。永遠に感謝する」

【欧州・海外サッカーニュース】アレクサンデル・イサクはイギリス史上最高額でニューカッスル(プレミアリーグ)からリヴァプールに新天地を求めた。

リヴァプールに移籍したアレクサンデル・イサクは、古巣ニューカッスル・ユナイテッドへの感謝を綴った。

2022年夏にレアル・ソシエダからニューカッスルに加入したイサク。3シーズンにわたって公式戦109試合で62得点を記録した同選手は、特に昨シーズンにプレミアリーグ2位となる23得点を挙げ、クラブにとって70年ぶりの国内タイトルとなるカラバオカップ制覇にチームを導いた。

この活躍を受け、今夏の移籍市場ではイサクに対してリヴァプールなどからの関心が届く。移籍を熱望する同選手はプレシーズンツアーを欠席したりと強硬な姿勢に出て、対するクラブも同選手をファーストチームから除外するなどの騒動に発展。さらに、選手がクラブを批判する声明を出し、クラブも反論するなど、泥沼化の様相を呈していた。

それでも、ニューカッスルがFWニック・ヴォルテマーデを獲得したことがイサクにとっての追い風に。移籍市場終盤にリヴァプールとの交渉が進み、移籍市場最終日の1日にイギリス史上最高額となる1億2500万ポンド(約249億円)での移籍が決定した。

翌2日、イサクは古巣ニューカッスルに向けて自身の『Instagram』で思いを綴る。「一緒に過ごした忘れられない3年間に対してチームメイト、スタッフ、そして何よりもニューカッスルの街とすべての最高のサポーターへの感謝を表したい」と綴り、思いを続けた。

「僕たちはともに歴史を刻み、クラブを本来いるべき位置に導いた。チャンピオンズリーグ出場から70年ぶりのタイトル獲得まで、この旅の一部になれて光栄だった。永遠に感謝する。ありがとう、ニューカッスル」

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