アンプラグドパワードスーツ。圧縮空気を使えばチカラが手に入る #CES2025

Photo: ギズモード・ジャパン

しかもなんかカッコ良いぞ。

ラスヴェガスで開催中のCES 2025は、「家電見本市」と呼ばれているで電動のものしか出展されていないようなイメージ。

ですがサポーター類を作る日本のダイヤ工業が、電源のいらないパワードスーツを発表しています。

The first day of CES 2025 has concluded. We had a large number of visitors, and those who tried on the assist suits were very pleased. pic.twitter.com/dZ1N3QKJkK

— ダイヤ工業【公式】 (@daiyak_medical) January 8, 2025

重い物をラクに持ち上げる

アンプラグドパワードスーツ(試作機)」は、背筋と太ももに圧縮した空気で動く人工筋肉を仕込んだ上半身用のサポーター。靴の裏にポンプがあり、歩行時に圧縮空気を溜める構造になっています。

重い物を持ち上げる時、特定の姿勢になるとバルブが作動して筋肉をアシストするよう設計されているんです。

バッテリーもモーターもナシ

身体の動きを正しく導きながら、背筋の負荷を2割ほど軽減するのが利点。

またバッテリーを使用しないので、スーツ自体が軽量。充電を気にせず使用可能というのも大きなメリットです。

CES2025 Safety Vest Integrated Assist Suit pic.twitter.com/0h45obEF4e

— ダイヤ工業【公式】 (@daiyak_medical) January 8, 2025

4種類を展示

展示されているのは、安全ベストと一体型でアシストスーツに見えないタイプと、反射材付きが2種類

また昨年に展示されたパワードスーツのデザイン性、装着性、利便性をアップデートしたタイプもあるとのこと。前回大好評だったんですって。

CES2025 assist suit with pneumatic artificial muscles pic.twitter.com/aAtdVZ4XTa

— ダイヤ工業【公式】 (@daiyak_medical) January 8, 2025

どれも工事現場で使うような印象ですが、腰痛持ちは日常でもインナーに仕込んでみたいですね。

CES2025で見つけた最新AIプロダクトのトークイベント、1月23日開催

登壇者は、國本知里(Cynthialy 代表取締役)、西谷茂リチャード(ギズモード・ジャパン インターナショナル&事業開発チーフ)、小林優多郎(Tech Insider編集チーフ)。

Source: X, ダイヤ工業

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