性被害を訴えた東京科学大学の女子学生まで薬物所持で逮捕の顛末

社会・一般Metropolitan Police Department in Tokyo

不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者(60)と、職業不詳の奥本美穂容疑者(32)が、東京・千代田区の高級ホテルで覚せい剤とコカインを所持していたとして逮捕されました。この事件に関連して、事件当時その場に居合わせた東京科学大学2年生の女子学生(21)も、同様の容疑で逮捕されました。

東京科学大の女(21)を「レーサム」田中剛元会長(60)と共にホテルで覚醒剤とコカイン所持した疑いで逮捕 他の32歳女と3人で滞在時に知人男性が部屋に乗り込む #FNNプライムオンライン https://t.co/amz5TYlS3c

— FNNプライムオンライン (@FNN_News) May 16, 2025

3人は2024年6月24日、ホテルの一室で覚せい剤約0.2グラムとコカイン約0.8グラムを所持していた疑いがあり、滞在中にトラブルが発生し、警察が駆けつけた際に薬物が発見されたとされています。

今回の逮捕は、昨年6月24日に女子学生が受けたとされる性被害が発端となっています。女子学生はホテルで田中容疑者の指示により奥本容疑者と卑猥な行為をさせられていましたが、その場に「知人」とともに警察が駆けつけました。その後、女子学生はPTSDを負ったとして、8月に不同意性交等致傷罪で田中容疑者を告訴し、丸の内署が受理しました。

レーサム元会長(60)ら逮捕の違法薬物事件 発端は女子大生が訴えた「性被害」だった〈アテンダーに高額パパ活で呼び出されて…〉

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— 文春オンライン (@bunshun_online) May 17, 2025

女子学生の告訴で、自身がスカウトにより高額な「パパ活」の案件を紹介され、田中容疑者と出会った経緯を明かされています。その後も高額な報酬を受け取りつつ、同様の接待に複数回応じていたとされます。3回目にはコカインや覚せい剤の存在を認識し、自身も薬物を吸引させられた上、田中容疑者から身体への接触を受けたと訴えています。

参照:【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉NEWSポストセブン

最終的に4回目の呼び出しに応じた際、今回の逮捕につながる薬物所持事件が発生しました。田中容疑者と奥本容疑者は薬物摂取により意識が朦朧としており、女子学生はさらに性的行為を強要されたとされています。

y-studio/iStock

東京科学大学の学生ということで世間の注目を一身に集めてしまいました。

東京科学大学発足後の逮捕者第1号が60歳のジジイとキメセクした女子大生(21歳)ってのが意外だった チー牛による盗撮とかだと思ってたのに

— ゆな先生 (@JapanTank) May 16, 2025

逮捕された東京科学大学の女子学生、キラキラネームなのが痛いなぁ。ありふれた名前なら結婚して苗字が変われば擬態できそうなのに親がオンリーワンの名前を付けたばかりに一生世間の人から忘れられない。

— たちばな TOKYO BUNNYS CLUB (@banabanasan) May 16, 2025

その後、女子学生は田中容疑者を不同意性交等致傷罪で告訴しましたが、複数回自ら薬物現場に赴いていたことから、警視庁は被害者ではなく共犯者と判断し逮捕しました。被害者でもある女子学生の逮捕に複雑な感想を抱いてしまいます。

そうです。彼女が自分の逮捕の可能性も承知のうえで告訴してくれたから逮捕につながったのです。 他の女性陣は逮捕が怖くて泣き寝入りしてるんです。

彼女のお陰ですよ。https://t.co/vQNzvcwpoR

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