VHS、使い捨てカメラ、たまごっち…アメリカのZ世代が夢中になっている90年代テクノロジー10選(海外)(BUSINESS INSIDER JAPAN)
VHSテープや固定電話など、1990年代に愛されたテクノロジーの一部が復活の兆しを見せている。この10年間は、インターネット、携帯電話、そしてポータブルメディアプレーヤーが台頭した時代でもあった。そしていま、より若い世代がゲームボーイや使い捨てカメラといったヴィンテージテクノロジーの収集に夢中になっている。 90年代のテクノロジーを愛さない人などいるだろうか? 【全画像をみる】VHS、使い捨てカメラ、たまごっち…アメリカのZ世代が夢中になっている90年代テクノロジー10選 ミレニアル世代にとって、この時代に最も愛されたガジェットには独特の「儀式」がつきものだった。ブロックバスター(Blockbuster、かつて全米展開した大手レンタルビデオチェーン)に返却する前にVHSテープを巻き戻したり、ドライブ旅行のためにCDを焼いたり、任天堂(Nintendo)のカセットに息を吹きかけてから挿し直したり──といった具合だ。 そしていま、若い消費者たちは絶え間なく届く通知に追われる現代のデジタル生活に代わるものを求めており、そうしたアナログ製品の一部が再び人気を集めている。 なかでもZ世代の消費者は、折りたたみ式携帯電話(ガラケー)、デジタルカメラ、そして固定電話のシンプルさを好んで受け入れている。企業側もレトロな製品を現代風にアレンジすることで、この流れに応えている。その一つがティン・キャン(Tin Can)だ。見た目は固定電話そのものだが、家庭のWi-Fi経由で作動する仕組みで、前向きに導入を検討する親も少なくない。 「私が子どもだった90年代のように、娘にも友達とのおしゃべりを楽しんでほしい」 アリソン・ベネット(Alison Bennett)氏は以前、Business Insiderにそう語っていた。8歳の娘にスマートフォンを持たせる時期を、できるだけ遅らせたいと考えていたからだ。 Z世代は、デジタルで気晴らしするより「手触りのある娯楽」を渇望している。その証拠に、ハッキーサック(小さな布製の袋を手を使わずに蹴り続ける遊び。競技としては「フットバッグ」と呼ばれる)まで復活していると、Business Insiderのケイティ・ノトポロス(Katie Notopoulos)記者が報じている。 ほかにも、90年代のテクノロジーには、より意識的に物事へ向き合わせてくれるところがある。VHSテープは、映画鑑賞を単なる作業用BGMではなく、腰を据えて向き合う体験に変える。使い捨てカメラは加工された画像ではなく、飾らないありのままの一瞬を映し出すのだ。 ここでは、ゲーム機から昔ながらの通信機器まで、もう一度主流に返り咲いてもらいたい90年代のテクノロジーを紹介する。なかにはすでに、復活の兆しをはっきりと見せているものもある。