【山陽小野田市選挙2025】帯状疱疹ワクチンの定期予防接種 65歳以上の方が主に対象

 帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経支配領域に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。帯状疱疹は、70 歳代で発症する方が最も多くなっています。

帯状疱疹ワクチンについて

 帯状疱疹ワクチンには生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、組換えワクチン(GSK 社:シングリックス)の2種類があり、接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。詳細は、下記のリーフレット等をご確認ください。

リーフレット(厚生労働省) [PDFファイル/303KB]

帯状疱疹の予防接種についての説明書(厚生労働省) [PDFファイル/537KB]

(外部リンク)厚生労働省HP 帯状疱疹ワクチンについて

定期接種(公費助成)の対象者

山陽小野田市に住所を有する方のうち

  1. 65歳の方(年度内に65歳を迎える方)
  2. 令和7年度から令和11年度までの5年間の経過措置として、その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳となる方(また、101歳以上の方は、令和7年度に限り全員対象となります。) 
  3. 60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり日常生活がほとんど不可能な方

※定期接種が可能なのは、上記の年齢時かつ生涯で1回のみです。

※任意接種などで、過去に帯状疱疹ワクチンの接種を受けた方は、定期接種の対象外です。

定期接種対象者の早見表(令和7年度版)

任意接種の対象者

上記の「定期接種(公費助成)の対象者」に該当しない方は、任意の予防接種(公費助成なし)となります。自己負担額等は医療機関ごとに異なりますので、医療機関へお問い合わせください。 「主な任意予防接種について」はこちら

接種開始日

令和7年4月1日(火) 

接種費用

※調整中ですので、決まり次第更新します。

接種回数・接種間隔など

生ワクチン(ビケン)・皮下に1回接種します。

組換えワクチン(シングリックス

・2か月以上の間隔をあけて、2回筋肉内に接種します。

・病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。

いずれの帯状疱疹ワクチンについても、医師が特に必要と認めた場合は、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチン等の他のワクチンと同時接種が可能です。ただし、生ワクチン(ビケン)については、他の生ワクチンと27 日以上の間隔を置いて接種してください。

接種場所

実施医療機関(市外も可能)での個別接種となります。事前に医療機関にお問い合わせください。

・予診票は実施医療機関でお渡しします。

・県外の医療機関で接種される方は、事前に健康増進課までご連絡ください。

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