【日本ハム】14安打7失点の大敗 西武に連敗で首位とゲーム差「2.5」に... バーヘイゲン3回3失点&福谷は4失点で移籍後初失点
■プロ野球 日本ハム 2-7 西武 (13日 エスコンF) パ・リーグ2位・日本ハムは5位・西武に連敗で、8勝6敗の貯金「2」。オリックスが楽天に勝利したため、首位・オリックスとのゲーム差は「2.5」に広がった。 試合は、先発・バーヘイゲンが初回にセデーニョの適時打で先制を許すと、毎イニング失点を重ね、3回61球、被安打5、3失点で降板。代わった2番手・福谷も5回にセデーニョに1号ツーランを浴びるなど2回途中4失点(自責1)で、大量リードを許した。打線は3回に野村の適時打、7回に清宮幸の内野ゴロ間で1点ずつ返すも、反撃及ばず。4月4日~6日のオリックス戦(エスコンF)以来2カード振りのカード負け越しとなった。 先発はバーヘイゲン。前回の4月6日・オリックス戦(エスコンF)では6回103球を投げ、被安打7(本塁打1)、5奪三振も5失点で敗戦投手となり、1勝1敗で今季3先発目。昨季西武戦には4先発で0勝1敗、防御率1.50。 バーヘイゲンは、1死から源田に中前安打で岸を中飛で2死も、源田の二盗で得点圏に走者を置くと、セデーニョに左前適時打を浴び1点を失う立ち上がり。その裏、相手先発・渡邉に対し、1死から清宮幸が四球も、レイエス、野村がフライアウトに打ち取られた。 2回のバーヘイゲンはネビンに中前安打、平沼を二ゴロも、野村大に左前安打、古賀悠に四球で満塁とされ、西川にレフトへの犠飛を許し、2-0。その裏、先頭の田宮が投内安打で出塁も、万波が遊飛、松本剛が中飛、若林が空振り三振に終わる。 3回のバーヘイゲンは岸に四球、セデーニョを空振り三振、外崎を三ゴロ進塁打で2死二塁とし、ネビンに直球を右前に運ばれ、岸が生還し、この回も失点で0-3。 その裏、水野、矢澤の連続安打で一、三塁とし、清宮幸、レイエスが凡退で2死も野村が10球目の直球をライトへ運び、水野の生還で1点返し1-3。 バーヘイゲンは3回で降板し、61球、被安打5、奪三振1、与四球2、3失点(自責3)。4回からは2番手・福谷が登板し、野村大を中前安打も、古賀悠を投ゴロ併殺打、西川が遊内安打で盗塁も決められたが、源田を空振り三振に斬った。 5回の福谷は、先頭の長谷川がセカンド・若林のファンブルにより出塁を許すと、続くセデーニョに甘く入ったスライダーを左翼スタンドに運ばれ、2点失い1-5。さらに外崎、ネビンの連続安打で無死一、二塁とし、その後2死を奪ったが、古賀悠に1ストライクからの2球目、高めの直球を右中間に運ばれ、さらに2点失い1-7。ここで福谷から3番手・生田目にスイッチすると、西川を一ゴロとした。 4回は三者凡退の打線は5回、渡邉に対し先頭の水野が四球も、矢澤が二ゴロ、清宮幸が二ゴロ併殺打に打ち取られ、結果的に3人で攻撃が終了。 6回の生田目は、先頭の源田の打球が左膝付近に直撃する投内安打も、長谷川を投ゴロ併殺打、セデーニョを中飛に抑える。その裏、西武2番手・羽田に対し、先頭のレイエスが四球も野村が遊ゴロ併殺打で2死。田宮が四球、万波が中前安打も、松本剛が投ゴロに打ち取られた。 7回は4番手・齋藤が登板。2死から平沼に中前安打で代走・仲田。齋藤の暴投で二塁とし、滝澤に内角低めのスプリットをライトに運ばれたが、万波がノーバウンド送球で本塁突入の仲田をアウトとし、追加点を与えなかった。 7回裏は西武3番手・黒木に対し、1死から水野、矢澤の連続安打で二、三塁とすると、清宮幸の二ゴロ間に1点返し2-7。 8回の齋藤は2死から源田に四球も、長谷川を遊邪飛に打ち取る。その裏、西武4番手・甲斐野に対し、2死から万波が右前安打、松本剛が死球で一、二塁で若林の代打・郡司を起用。4月11日西武戦(エスコンF)では甲斐野から代打サヨナラ本塁打を放っていた郡司だったが、右飛に倒れた。 9回は5番手・柳川が登板。セデーニョを遊ゴロ、外崎、ネビンを連続空振り三振に斬り、三者凡退とする。その裏西武5番手・E.ラミレスの前に、9番・水野から始まり上位に繋がる打順だったが反撃及ばずゲームセット。バーヘイゲンは今季2敗目。