質店に密着! 息子のゲーム機、思い出の腕時計も……預けて“借金”するワケ 離婚の60代「いざという時に」『every.気になる!』
物価高が続く中、家計や仕事のために物を預けて融資を受ける人たちがいます。千葉県内の質店に密着すると、思い出の腕時計や息子の誕生時に買ったゲーム機、バイクなど様々な物が持ち込まれていました。質入れをする人には、それぞれの事情がありました。
千葉・市川市にある全国チェーンの質店「質屋かんてい局 市川インター店」を訪ねました。建設関係の会社を営む30代の男性は、腕時計を担保にお金を借りに来たといいます。「(会社の)支払いや税金で、ガソリン代も最近上がっているんで、やりくりするために」。建設資材が高騰していることなどから、会社の運転資金に回したいそうです。ただ、この腕時計は会社を立ち上げる時に購入した思い出の品だといいます。「自分で独立をして、区切りじゃないですけど、仕事を頑張れるようにと思って購入しました」
1996年に製造されたというこの腕時計。中古で売られていたものを、2年前に100万円近くで購入したといいます。男性は「60万円ほど借りられれば」と話していましたが、借りられる金額は品物次第です。
店員「本日のご融資金額は65万円です」男性「すごいですね。ありがとうございます」今、高級腕時計がブームになっており、中古で買った物でも人気ブランドなら査定額が高くなるといいます。
借りた65万円と利息を3か月以内に返済すれば、腕時計は戻ってきます。男性は「仕事を頑張れば、またすぐ取り戻せると思うので。絶対に“流さないように”とは思っています」と話しました。
3歳の子どもがいる別の30代の男性が持ってきたのは、ゲーム機です。「今日掃除していて、ほとんど使っていなかったんで。そのまま処分するのもと思って」。3年ほど前、息子さんが生まれた時に購入したといいます。ただ、ちょっと買うのが早かったようです。「(息子は)最初は遊んでいたんですけど、いまは全然違うおもちゃに夢中なので」約3万円したものの興味を持ってくれず、ほこりをかぶっていたというゲーム機。いくら借りられたのでしょうか?店員「ご融資額は6000円、1か月の利息は480円になります」期限内に借りた6000円と利息を返済すれば、ゲーム機は戻ってきます。ただ、期限を超えても月々利息さえ支払っていれば、商品を預かっていてもらえます。
そのため男性は「成長してゲームに興味を持った時に、預けておけばまた戻せるかな」「子どもが大きくなったら一緒に遊びたい」と話していました。