米4月中古住宅仮契約指数、6.3%低下 金利上昇と先行き不透明で

全米リアルター協会(NAR)が29日発表した4月の中古住宅販売仮契約指数は71.3と、 前月から6.3%低下した。写真は3月、カリフォルニア州アーバインで撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)

[ワシントン 29日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が29日発表した4月の中古住宅販売仮契約指数は71.3と、 前月から6.3%低下した。住宅ローン金利の上昇と経済の先行き不透明感を背景に、予想以上に減少した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は1.0%低下。前年同月比では2.5%低下した。

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅市場が重要な局面を迎えている今、住宅ローン金利が最も重要だ」と述べた。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、4月時点の30年固定金利住宅ローン金利は6.81%。3月は約6.65%だった。

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