クリストファー・ノーラン監督映画『オデュッセイア』マット・デイモン主演、神話的アクション超大作

クリストファー・ノーラン監督の新作映画『オデュッセイア』が、2026年に公開される。

映画『オデュッセイア』は、『インセプション』や『ダークナイト』三部作、『インターステラー』などで知られるクリストファー・ノーランが監督、脚本を務める新作。2023年に公開された『オッペンハイマー』では、全世界で約10億ドルの興行収入を記録、監督賞と作品賞を含む7部門でアカデミー賞を獲得する快挙も遂げた。

そんなクリストファー・ノーランの新作映画『オデュッセイア』は、西洋文学の金字塔とされる、古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩「オデュッセイア」を題材とした物語。『オッペンハイマー』にも出演している名優マット・デイモンが、イタケーの王であるオデュッセウスを演じる。

ホメロスの「オデュッセイア」とは、英雄オデュッセウスがトロイア戦争後に故郷へ帰り着くまでの約10年間の旅を描いた叙事詩。主人公は神々の思惑と怒りに翻弄され、そして怪物や魔女など次々と現れる試練を、知恵と勇気で乗り越えていく。物語は英雄の冒険という枠組みを超え、運命に振り回されつつも必死に生きる人間のあり方、人生そのものを旅に例えた放浪の困難さ、さらには家族や故郷への忠誠心など、時代を超えて人々の心に訴えかける普遍的なテーマを取り扱っている。

また『オデュッセイア』は、映画史上初めて全編をIMAXカメラで撮影した作品としても注目を集める。本作のために開発された特別な新技術が用いられており、世界各地で撮影された“神話的アクション超大作”になるという。

製作は、アカデミー賞受賞のエマ・トーマスとクリストファー・ノーランの制作会社、シンコピーが担う。

【作品詳細】映画『オデュッセイア』原題:The Odyssey公開時期:2026年監督・脚本:クリストファー・ノーラン出演:マット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、ロバート・パティンソン、シャーリーズ・セロン、ジョン・バーンサル製作:エマ・トーマス、クリストファー・ノーラン

配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画

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