マルセイユがラビオとロウを放出へ…敗れた開幕戦後のロッカールームで「受け入れられない振る舞い」

マルセイユは、アドリアン・ラビオとジョナサン・ロウの放出に動くことを発表した。

昨シーズンのリーグ・アンで2位フィニッシュを飾り、今シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得したマルセイユ。今シーズンはパリ・サンジェルマンに挑戦することを期待されたチームだが、15日の開幕戦で敵地でレンヌと対戦し、前半から数的有利に立ちながらも0-1で敗れる黒星スタートとなった。

その試合後にマルセイユのロッカールーム内でひと悶着があった模様。昨シーズンからロベルト・デ・ゼルビ監督の下でプレーし、この試合でもフル出場したラビオと、今夏にノリッジ・シティから加入したロウが対立。フランス『La Provence』によると、ロウがラビオに手を上げ、その後両者による喧嘩に発展し、指揮官やスタッフが止めに入ったと伝えられていた。

その後、マルセイユはラビオとロウをファーストチームのメンバーから除外しており、19日に両選手に関する声明を発表した。

「オリンピック・マルセイユはアドリアン・ラビオとジョナサン・ロウをクラブのトランスファーリストに入れることを発表する。レンヌ戦後のロッカールームで受け入れられない振る舞いがあったためにコーチングスタッフの合意の下でクラブの規範に基づいてこの決定が下された。この決定は月曜日にクラブより2選手に伝えられた」