「直通先の仲間」に、「サプライズ展示車両」も登場! 年に1回の「京急ファミリーフェスタ2026」開催レポ

このようなイベントで一番人気となるのが、車両展示コーナー。「京急ファミリー鉄道フェスタ2026」でも、多くの参加者が記念撮影をしていました。

車両展示のコーナー

今回のイベントでは、京急の車両のみならず、京成電鉄の3100形、都営地下鉄5500形も登場し、直通相手どうしの結束をPRしていました。京急によると、京成車の展示は2025年にも予定されていたそうですが、昨年のファミリー鉄道フェスタは荒天のために中止となっており、今回2年越しに京成車の展示が実現した形になります。

左から、京急最新の車両である1000形1703編成と、サプライズゲストとして登場した5500形、直通先の会社で、共同検討に関する合意書を締結した仲でもある、京成電鉄の3100形

主工場の中では、車両の部品が展示されていたほか、転換イスやパンタグラフ、側面表示器の操作体験も行われており、体験ブースはお昼過ぎには行列が形成されていました。

主工場。以前よりも明るい空間となっていました 部品展示ブース

このほか、京急ミュージアムの紹介ブースもあり、抽選も同時開催されているとあって、多くの参加者が列を作っていました。

京急ミュージアムの紹介ブース

建屋内には、2010年に引退した旧1000形の展示も。今回のイベントのターゲットとなった中学生以下のみなさんには馴染みが薄いであろう車両ですが、保護者の方には懐かしい車両と受け止められていたようでした。

久里浜工場で保存されている2両編成の旧1000形。今回のイベントでも公開されていました 旧1000形の車内 旧1000形の定期充当はありませんでしたが、種別表示部分に行先、行先表示部分に「Wing」と表示する、懐かしの「ウィング号」表示が再現されていました

鉄道運行には、乗務員、駅員といった表から見える方々のほか、保線、電気といった裏方も欠かせません。今回のイベントでは、保守用車が数多く展示されており、各分野の担当の方が笑顔で業務を解説していました。

保守用車の展示 こちらは電気関連の保守用車展示 会場内では、それぞれの仕事を紹介する「電車カード」が配布されていました

また、保線関連展示コーナーの端には、「マイ砕石を作ろう」というブースがあり、参加者は砕石(バラスト)へ自由に落書きしていました。

「マイ砕石を作ろう」ブースで砕石にメッセージ(?)を書く参加者 参加者が思い思いに書いた砕石

京急ファミリー鉄道フェスタでは、さまざまな事前応募制イベントも用意されていました。

人気を集めていたと思われるのが、「運転台撮影」。本物の電車の運転席に座り、記念撮影できるというイベント。今回は1000形1421編成が用意されており、多くの子どもが本物の運転席を楽しんでいました。

1000形1421編成 本物の運転台に座れる機会は子どもにとっては貴重。みなさん笑顔で体験していました 余談ですが、1421編成は「L/C座席」に改造された編成。これまで「ウィング号」に充当されたことはないのですが、今回は貴重なクロスシートモードの車内に入ることができました

「信号機操作体験」も注目イベント。鉄道信号の関連システムは、車両と比べると裏方の存在ですが、列車の出発時機を知らせたり、ポイントを制御したりと、こちらも重要なシステムです。子どもたちが機器に触れて体験することで、信号システムの仕組みを知ることができる展示となっていました。

信号機操作体験ブース。信号は列車運行には欠かせないシステムです

このほか、京急グループのさまざまな広報ブースも設けられていました。子育て応援企画のPRはもちろんですが、筆者が注目したのは「スキマモリ」。JR西日本から広まったPR企画ですが、ホームと列車の間にある隙間への注意をうながすもので、スキマモリというキャラクターが設定されています。見た目が不思議なキャラクターですが、会場で配布されていたサンバイザーは子どもたちに人気だったようで、イベント終了を前に配布が終了していました。

「スキマモリ」のPRブースでは、子ども向けにサンバイザーが配布されていました。担当の方もまぶしい笑顔です

なお、会場となる久里浜工場は、京急久里浜駅から約2キロ離れています。そのため、京急久里浜駅と会場との間では、「お迎え電車」(往路・事前申込制)と「お帰り電車」(復路・先着順)が運転されていました。

京急久里浜駅からは「お迎え電車」が運転されていました 午前中は、1000形1225編成が充当されていました

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