運動したがらない人をやる気にさせるには?【認知機能改善30秒スクワット】

スクワットや筋トレの効果を上げるには、本人が意欲的に取り組むことが大切です。義務感や押しつけで仕方なくやっていると効果は期待できません。ですから運動を嫌がる人には無理強いせず、本人のやる気を上手に引き出してください。

最初は簡単にできることから始めましょう。「階段を上がる」「坂道をのぼる」といったことでも十分です。ただし、動作中は使っている筋肉に意識を集中し、そこに生じる刺激を感じ取るようにするのが、認知機能改善運動のコツです。

運動に消極的な方には「私も一緒にやるから、やってみよう!」と誘ってみるのも有効です。ともに体を動かせば「やらされ感」もなく、逆に親近感が生まれます。また、「私のために時間をとってくれて……」「こんなに心配してくれて……」と、感謝の気持ちから「やる気スイッチ」が入ることもよくあります。

簡単なことから始めてやる気を引き出していく

STEP1 「私も一緒にやるから、やってみよう!」寄り添う気持ちを伝える

● 運動の時間を共有することで親近感 ●「こんなに心配してくれて……」と感謝の思いがやる気を引き出すことも

STEP2 日常生活の延長のような簡単なことから始めてみる

● 坂道をゆっくりのぼる ● 家や歩道橋などの階段を上がる

【ポイント】 使っている筋肉に意識を集中させること!

どうしても運動を受けつけない人は

● ス・マ・ヌ法

● 足つぼマットをふんでみる

これだけでも刺激が脳へ伝わり、脳が活性化されます

【出典】『認知機能改善30秒スクワット』著:本山輝幸

【書誌情報】 『認知機能改善30秒スクワット』

著:本山輝幸

関連記事: