【激白】「ポンコツだな」大阪地検特捜部で“パワハラ”受け辞職 元男性検事の手記公表 上司から「証拠隠しの指示あった」と訴え

 大阪地検の元検事正から性被害を受けたと訴え、検察組織の問題についての発信を続ける大阪地検の女性検事・ひかりさん(仮名)が3日、同じ大阪地検の元検事だった男性Aさんが上司からパワハラを受けていたとする手記を公表しました。  公表された元検事のAさんの手記には、大阪地検特捜部での研修中に、上司から人格否定を伴う指導を執拗に受け、辞職に追い込まれたとする内容が綴られているほか、当時の取り調べで、同じ上司から事件の証拠となる可能性がある音声データを隠すよう指示された内容などが記されています。

①「ポンコツ」「サボり」人格否定の指導  Aさんは当時の指導担当だった上司の主任検事から「ポンコツだな」「事件を潰す気か」「仕事をサボってきたからろくな調べができない」「3時間睡眠で仕事を回せるだろ」などと言われ続け、研修のため大阪地検内に泊まり込むこともあり、次第に自信を失っていったということです。 ②「自白調書を作れ」 違法捜査強いられたとする訴え  手記では、捜査手法についても問題提起しています。  取り調べをしていた容疑者が否認していたにもかかわらず、主任検事からAさんに対し、あらかじめ想定された筋書きに沿った「自白調書」を作成するよう求められたと綴っています。 ③「音声データはネグれ(無視しろ)」証拠隠し指示か  Aさんが深刻な問題として訴えているのが、「証拠隠し」の指示です。  手記によりますと、容疑者のスマートフォンから大量の通話録音データが見つかり、事件の見立てに影響する可能性があったため、主任検事に報告したといいます。  しかし、主任検事からは、「上司には報告せずネグれ(無視しろ)」「音声データの存在は報告しない」などと指示されたと主張しています。  Aさんは悩んだ末、別の先輩検事に相談。説得を受けて上司に録音データの存在を報告したということです。  Aさんは研修を受け、不眠や動悸、食欲不振や過食などの症状に悩まされ、検事としての仕事を続けることが困難になったとして今年辞職。適応障害と診断されたということです。

読売テレビ
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