NY市場サマリー(6日)ダウ連日最高値、ドル・利回り上昇

<為替> ドルが円やユーロなどの主要通貨に対して上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の行方を見極めようと、今後相次いで発表される米経済指標が注目されている。 米国が3日にベネズエラに対する軍事作戦を実施しマドゥロ大統領を拘束したことで衝撃が走ったものの、金融市場への影響は短期的なものに終わり、特に外国為替市場への影響は限定的だった。 終盤の取引で主要通貨に対するドル指数は0.19%高の98.57。 ドル/円は0.14%高の156.6円。

NY外為市場:

<債券> 国債利回りがやや上昇した。連邦準備理事会(FRB)の今後の政策運営を見極めようと、週内に発表される一連の経済指標が注目される状態が続いている。 週内に発表される米経済指標のうち、市場は労働省が7日に発表する雇用動態調査(JOLTS)のほか、9日に発表する12月の雇用統計に特に注目。ロイターがまとめたエコノミスト予想によると、12月の失業率は4.5%と、4年ぶりの高水準だった11月の4.6%から低下した可能性がある。 終盤の取引で10年債利回りは1.6ベーシスポイント(bp)上昇の4.179%。2年債利回りは2.1bp上昇の3.476%。

米金融・債券市場:

<株式> 続伸し、ダウ工業株30種が連日で過去最高値を更新した。人工知能(AI)に対する楽観的な見方から半導体関連株が買われたほか、モデルナなどヘルスケア関連株も上昇した。 半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が同社の次世代AIプロセッサーの詳細を明らかにしたことを受け、メモリーやストレージ技術関連銘柄が上昇。サンディスク(SNDK.O), opens new tabが27%超、ウエスタンデジタル(WDC.O), opens new tabが約17%、シーゲート・テクノロジー(STX.O), opens new tabが14%、マイクロン・テクノロジー(MU.O), opens new tabが10%、それぞれ急伸し、いずれも上場来高値を付けた。 前日に大きく上昇した石油株は反落し、エクソンモービル(XOM.N), opens new tabが3.4%安、シェブロン(CVX.N), opens new tabは4.5%安となった。

米国株式市場:

<金先物> 地政学的リスクの高まりを背景に安全資産としての金が買われ、続伸した。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比44.60ドル(1.00%)高の1オンス=4496.10ドル。

NY貴金属:

<米原油先物> 供給過剰観測が再燃する中、地政学的リスクを背景とした買い意欲は後退し、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月2月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.19ドル(2.04%)安の1バレル=57.13ドル。3月物は1.14ドル安の56.94ドルだった。

NYMEXエネルギー:

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