トッテナム、シャビ・シモンズの獲得発表! 元主将ソン・フンミンの7番継承、移籍金100億円超?
【欧州・海外サッカーニュース&移籍情報】トッテナム(プレミアリーグ)とシャビ・シモンズは長期契約を締結した。
トッテナムは29日、オランダ代表MFシャビ・シモンズの獲得を発表した。
バルセロナの下部組織で頭角を現したシモンズは、その後パリ・サンジェルマンに渡り、PSVへの期限付き移籍を経て、2023年からRBライプツィヒでプレー。随所で卓越した才能を見せ、ライプツィヒでの2シーズンで公式戦78試合22得点24アシストを記録する活躍を残してきた。
この活躍を受け、今夏の移籍市場でシモンズの去就には大きな注目が集まる。選手自身も移籍を望むとされる中、バイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・シティなどからの関心が届き、先日までチェルシーがこの争奪戦をリードすると報じられてきた。
しかし、移籍市場終盤に差し掛かる中、トッテナム移籍の可能性が急浮上。司令塔マディソンを長期離脱で失い、さらに元主将ソン・フンミンも退団した同クラブは、今夏にエベレチ・エゼやモーガン・ギブス=ホワイトの獲得を目指したが、失敗に終わった。それでも、攻撃陣の新たな核としてシモンズの獲得に近づいていた。
そして、トッテナムはシモンズの獲得を発表。両者は長期契約を締結し、オランダ代表MFはソンが着用していた7番を背負うことも決まった。また、イギリス『BBC』によると、移籍金は5180万ポンド(約103億円)に上るようだ。
シモンズはクラブの公式ウェブサイトで「本当にうれしいし、プレーするのが待ちきれない。僕は長い間これを夢見てきた。偉大なクラブで、監督と会ってすぐにここが僕にとって適切な場所であることがわかった。チームにタレントだけではなく、ハードワークや規律をもたらしたい。チーム、そしてファンに勝利を届けるためにできる限りのことをやりたい」と抱負を語った。