訂正-半導体メモリー大手キオクシアのIPO、公開価格は1455円
12月9日、半導体メモリー大手キオクシアホールディングスは新規株式公開(IPO)に伴う新株発行と売り出しの価格を1株当たり1455円に決定した。写真はキオクシアのロゴ。北上市で11月撮影(2024年 ロイター/Sam Nussey)
[東京 9日 ロイター] - 半導体メモリー大手キオクシアホールディングス (285A.T), opens new tabは9日、新規株式公開(IPO)に伴う新株発行と売り出しの価格を1株当たり1455円に決定した。時価総額は約7840億円になる見通しで、10月に上場した東京地下鉄(東京メトロ)(9023.T), opens new tabを上回り日本で今年最大のIPOになる。
キオクシアが9日に関東財務局に提出した届出書で開示した。公開価格は、仮条件の平均価格に当たる。届出書によると、公開株式数以上の投資家需要が見込まれたことや、現在の市場環境などを踏まえて決定した。18日に東証プライム市場に上場する。
筆頭株主の米ベインキャピタルと東芝は、IPOに伴い保有株の一部を売り出す。追加売却分を除いたベインの持ち分は現在の56.23から51.64%(訂正)まで低下する。40.64%を有していた東芝は32.01%(訂正)となる。
キオクシアは2日、仮条件を1株当たり1390─1520円に決定したと発表。11月の東証承認時に想定していた1390円を下限とし、上方に幅を持たせる形で設定していた。
(本文3段落目のベインの持ち株を「51.30%まで低下する」から「51.64%まで低下する」に、東芝の持ち株を「32.35%となる」から「32.01%となる」に訂正します)
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