“金銭トラブル”で好意が疑念に…事件前日「襲いかかることを考えた」 ライバー女性“殺害”被告人質問
ライブ配信中の女性を殺害した罪に問われた男の裁判。3日、被告人質問が行われ、被告の男が女性を殺害するに至るまでの感情の変化について語りました。
弁護側「死なせてしまったことをどう思っていますか?」高野健一被告「痛い思いさせて、怖い思いさせて、命を奪ってしまい申し訳なく思っています」高野健一被告(44)は、去年3月、東京・高田馬場で起きた殺人事件で、ライブ配信中の女性をナイフで刺して殺害した罪に問われています。亡くなったのは当時22歳の佐藤愛里さん。佐藤愛里さん(当時22)※事件前日の配信「わたし山手線1周するんですけど、サイコロ、6がでたら駅前でダンス踊ります」
事件はこの翌日、予告していた“山手線1周企画”の最中に起きました。
佐藤さんの体には55か所もの刺し傷や切り傷が残されていて、高野被告は血だらけの佐藤さんの姿を配信し続けていたということです。
7月1日の初公判で、「間違いありません。本当に申し訳ありませんでした」と起訴内容を認めた高野被告。そのため争点となるのは、量刑です。どの程度の重さの刑を科すかが審理されます。3日は被告人質問で、高野被告本人が口を開きました。弁護側「佐藤さんのことを最初に知ったのは?」高野被告「2021年、配信サイトで知りました」高野被告
「かわいくて明るくて面白い配信者だと思った」
“ファンの1人”だった高野被告は、その後“直接連絡をとる仲”へ。そこで起きたのが総額255万円ほどを貸すことになる“金銭トラブル”でした。弁護側「(お金を)あげるつもりは」高野被告「(佐藤さんは)『返す』と言っていた。貸したつもり。疑う気持ちもあったが好意があったので信じたかった」高野被告の貯金は底をつき、やがて消費者金融に借金をすることに…。
返金を求めるも佐藤さんから返ってきたのは貸した総額のわずか1%程度、3万円だったということです。(※貸した額 約255万円)