【速報】松山英樹が2アンダーでハーフターン 7番から連続バーディ先行

◇メジャー初戦◇マスターズ 初日(10日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7555yd(パー72)

4年ぶりの優勝を狙う松山英樹は第1ラウンドを2バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「73」で終えた。イーブンパーは単独首位のジャスティン・ローズ(イングランド)と8打差。2アンダーで折り返した後半インに、まさかのシーンがあった。

パーを並べて迎えた7番で3mのチャンスを生かしてバーディ。続く8番(パー5)では4mを決めて連続バーディを奪い、前半を「34」で回った。

“アーメンコーナー”の入り口である11番、グリーン右サイドからの3打目をピンそばに寄せてパーセーブ。ティショットを手前のバンカーに入れた12番(パー3)で1mのパーパットを外してこの日最初のボギーをたたいた。

13番(パー5)で不運が訪れる。フェアウェイからウェッジで放った3打目が、グリーン上でワンバウンドしてピンフラッグ(旗竿)に跳ね返り、手前のクリーク(小川)に落ちた。

1罰打が加わり5オン2パット。痛恨のダブルボギーを喫した。「良いアプローチができたので、『あっちゃー』という感じでした。良いショットでああいう結果になってしまうと、(気持ちを)切り替えるのが難しい」。終盤はグリーンがいっそう硬くなり、耐え忍ぶ展開。最終18番は残り162ydの第2打をピンそば1.2mにつけながらパー。「(14番以降)まだ初日で取り返せるホールもあると思っていたが、最後までバーディを獲ることができず残念でした」と話した。

2日目はローズ、2位発進のスコッティ・シェフラーら上位陣を追う。「もうちょっと良いゴルフがしたかったので、こういう結果になって残念ですけど、あしたに向けて切り替えたい。しっかりと、もう少しバーディを獲れるように頑張りたい」と意気込んだ。

◇メジャー初戦◇マスターズ 初日(10日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7555yd(パー72)

4年ぶりの優勝を狙う松山英樹は第1ラウンドの前半9ホールを2アンダーで終えた。7番から連続バーディが先行。暫定首位のジャスティン・ローズ(イングランド)に4打差でバックナインに入った。

出だし1番で20m近いバーディパットから確実にパーセーブ。1Wショットを右サイドのフェアウェイバンカーに入れた2番(パー5)、続いて3番も約2mのチャンスを外した。

上空を旋回する風にも苦労し、4番(パー3)、5番、6番(パー3)では段を上るロングパットをカップに必死に寄せてパーを拾った。がまんの末に、1Wショットを左サイドの木に当てた7番で3mを流し込んで最初のバーディ。8番(パー5)は1Wショットを右サイドのフェアウェイバンカーに入れながら、3オンの後に4mを沈めた。9番も約3mのパーパットを決めた。

初優勝を狙うローズは6アンダーで後半12番(パー3)を終了。世界ランキング1位で前年王者のスコッティ・シェフラーは4バーディ、ボギーなし「68」でホールアウトした。コーリー・コナーズ(カナダ)と同じ4アンダーと上々の滑り出しになった。

◇メジャー初戦◇マスターズ 初日(10日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7555yd(パー72)

2021年大会王者の松山英樹が自身14回目の「マスターズ」をスタートさせた。風が穏やかなコンディションで定刻の午前1時23分にティオフし、1番をパーとした。

「全英オープン」のタイトルを持つシェーン・ローリー(アイルランド)、「全米オープン」2勝のブライソン・デシャンボーと同組。松山はティショットを1Wでフェアウェイ右サイドに置き、残り146ydの第2打でグリーンにのせた。ピン奥から20m近いバーディパットの後、2m弱のパーパットを沈めた。

前回王者で世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが後半11番まで終えて3アンダー。ティレル・ハットンジャスティン・ローズ(ともにイングランド)と並び首位でプレーしている。ジャック・ニクラス(1965&66年)、ニック・ファルド(1989&90年)、タイガー・ウッズ(2001&02年)以来となる史上4人目の連覇がかかる。

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