林官房長官、日本のコメ関税改めて説明 米大統領報道官が水準誤認か
3月12日、林芳正官房長官(写真)は記者会見で、米ホワイトハウスのレビット報道官が日本のコメ関税率が700%と発言したことに関し、ミニマムアクセス(最低輸入量)が無関税であるのに加え、そのほかの輸入米も1キログラム当たり341円の関税になっていると反論した。写真は都内で昨年7月撮影(2025 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 12日 ロイター] - 林芳正官房長官は12日の記者会見で、米ホワイトハウスのレビット報道官が日本のコメ関税率が700%と発言したことに関し、ミニマムアクセス(最低輸入量)が無関税であるのに加え、そのほかの輸入米も1キログラム当たり341円の関税になっていると反論した。
341円の関税が700%の率になるには1キロ約49円の低価格である必要があり、誤認とみられる。
林氏は、ウクライナが米国提案のロシアとの30日間の一時停戦を受け入れる用意があると表明したことについては、「長く継続する戦闘の凍結に向けたプロセスの重要な一歩として歓迎する。ロシア側の前向きな対応を強く期待する」と語った。
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