トランプ氏、政府閉鎖「あり得る」も回避予想 14日に予算期限

 3月9日、トランプ米大統領(写真)は、中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業売却を巡り政権が4つのグループと協議しているとし、どの選択肢も良好だとの見方を示した。写真は米ワシントンで3日撮影(2025 ロイター/Leah Millis)

[大統領専用機 9日 ロイター] - トランプ米大統領は9日、下院でつなぎ予算案の可決に必要な票が集まらなければ政府機関の閉鎖は「あり得る」としながらも、可決を楽観視していると述べた。

14日に現行のつなぎ予算の期限が切れることに関連し、政府機関が閉鎖されるかどうか記者団から問われたのに対し、「起こり得る。起こるべきではないし、おそらく起こらない。予算継続決議案(つなぎ予算案)が可決されるだろう。様子を見よう」と述べた。

下院共和党は8日、14日の予算切れによる政府機関の一部閉鎖を回避するためのつなぎ予算案を発表した。2025年度末の9月まで政府資金を確保し、前政権時に可決された支出水準をほぼ維持する内容となった。トランプ大統領もこの案への支持を表明し、ソーシャルメディアで共和党員に支持を呼びかけた。 もっと見る

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Gram Slattery is a White House correspondent in Washington, focusing on national security, intelligence and foreign affairs. He was previously a national political correspondent, covering the 2024 presidential campaign. From 2015 to 2022, he held postings in Rio de Janeiro, Sao Paulo and Santiago, Chile, and he has reported extensively throughout Latin America.

関連記事: