【ガチ検証】かつやのカツ丼「梅」と「竹」を食べ比べてみた → 明らかに違った
日本最大級のカツ丼チェーン店といえば、ご存じ「かつや」である。つい先日、そのかつやで久々にカツ丼を食べたところ「結構ウマいやん」と感じた次第だ。
そのかつやにはカツ丼が3種類あることをみなさんはご存じだろうか? 今回はその中の「カツ丼(梅)」と「カツ丼(竹)」を食べ比べてみたのでご報告したい。
・非かつや者
正直に申し上げると、私はかつやに数えるほどしか行ったことがない。理由は「カツ丼がそこまで好きではないから」で、同じ丼なら牛丼や親子丼を選んでしまう。
だがしかし、超久々に食べたかつやのカツ丼は素直に「おいしいじゃん」と思えた。どちらかといえばカツ丼を避けて来た人生であるが、もしかしたらちょっとだけ損していたのかもしれない。
・梅と竹
さて、かつや大好きっ子のみなさんならご存じの通り、かつやには基本メニューとして3種類のカツ丼がある。メニューによるとスペックは以下の通りだ。
・カツ丼(梅) …… 649円 ※ 80gロース ・カツ丼(竹) …… 803円 ※ 120gロース ・カツ丼(松) …… 1056円 ※ 80gロース2枚 玉子2個
梅と竹の違いはロース肉の重量が「80グラム」と「120グラム」であること。肉の量が40グラム、つまり1.5倍なのが梅と竹の違いである。
私が食べたのは「梅」で、肉は「厚いな」とは思わなかった一方で「ペラペラやん(笑)」とも思わなかった。……が、1.5倍でどれだけ差があるのかは正直未知数だ。
というわけで、梅の記憶が新鮮なうちに「竹」を食べてみることに。154円の価格差があることになるが、果たしてその価値はあるのだろうか?
・竹を食べる
で、まずは「梅」のおさらいから。甘めの割り下はご飯が進むよう設計されており、タマゴはトロトロ系。そこまで肉は厚くないものの、豚肉の味がしたことは好印象だった。お次に「竹」はというと……
メッチャぶ厚い!
もし「竹」だけを見ていたらそこまで感じなかったかもしれないが、梅の後の竹は “大ボス感” がダダ漏れていた。竹を知ってしまうと、梅はやや貧弱に感じざるを得ない。
さっそく食べてみたところ、当然ながら基本的な味付けは「梅」と同じ。甘めの割り下もトロトロ系のタマゴも、梅と竹に差はなかった。
……が、肉がぶ厚いことによる “カツの食感” は明らかに違う! 衣のカリカリではなく、肉自体のザクッとした食感は「梅」に無かった要素。たった40グラムなのに、ここまで違いがあるとは……!
また、肉が大きくなった分だけ豚肉の味がダイレクトに伝わって来たこともお伝えしておく。当初はここまで差があるとは思っていなかったが、かつやのカツ丼「梅」と「竹」は印象がかなり違った。
・選べる良さ
一方で「梅」でもカツ丼の満足感を一通り得られるところが、かつやの人気の秘訣なのだろう。「普段は梅、肉感が欲しいときは竹」などと使い分けるといいのかもしれない。
なお、当初は「松は別にいいや」と思っていたのだが、梅と竹に如実な違いがあったため俄然「松」も気になって来た。近日中「松」の食べ比べもお届けする予定だ。