ビットコイン、11万5000ドルに下落──ダウ平均の上昇は12月~1月の高値で失速(CoinDesk JAPAN)
米株式市場が重要な価格抵抗線で上昇トレンドの疲労の兆候を示す中、ビットコイン(BTC)の価格は25日早朝に下落し、最近のレンジ相場は弱気傾向で決着した。 CoinDeskによると、時価総額で最大の暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは2.5%超の下落で11万5170ドルとなり、7月10日以来の安値を記録。この動きは、最近一服していた11万6000ドルから12万ドルのレンジを下抜ける形となった。 このいわゆるレンジブレイクは、主要テクニカル指標が弱気の兆候を示していることを受けてのものであり、5月に記録した高値11万9560ドルという、以前の抵抗線が支持線に転じた水準に再び戻る可能性が高まっている。 暗号資産市場全体も低迷し、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、エックス・アール・ピー(XRP)は2~3%下落。より広範な市場の指標であるCoinDesk 80 indexは、本記事執筆時点で898ポイントで、24時間ベースで2.6%下落した。 ウォール街のダウ平均株価は前日の終値から0.7%下落し、12月と1月に記録した高値によって特定された水平抵抗線である4万5000ドルで、売り手が優位性を回復しようとしていることを示唆。ここから弱気相場に転じれば、暗号資産市場のセンチメントが悪化する可能性がある。 |翻訳・編集:廣瀬優香|画像:|原文:Bitcoin Slides to $115K as Dow Jones' Rally Stalls at December-January High
CoinDesk Japan 編集部
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