米倉涼子“ガサ入れ報道”の背景に「麻薬取締部の長く続く捜査」 社会部記者は「米倉さんはマトリからの調べに誠実に対応している」
東京・港区の一等地。大きな邸宅が立ち並ぶ瀟洒なこのエリアが、10月に入ってにわかに騒がしくなっていた。報道陣と見られる10人程度がそれぞれ間隔を空けて立ち並び、ある高級マンションを見上げていた。ここに住んでいるのは、女優・米倉涼子(50)だ。
テレビ局社会部記者が語る。
「米倉さんについて、8月に自宅マンションに麻薬取締法違反容疑でマトリ(厚労省関東信越厚生局麻薬取締部)が家宅捜索に入ったという情報が流れましたが、逮捕とはなりませんでした。
その後も捜査が続いていたのですが、10月に入って近日中に大きな動きがあるのではないかという情報が報道各社に流れた。そこで各社いざというときに動けるよう、米倉さんの自宅近くで待機していたんです」
数日経っても「大きな動き」はなく、10月10日に報道陣の多くが現場から離れた。しかし10月11日に「週刊文春」が米倉についてマトリが本格捜査を進める方針だと報じたのだ。同報道によると、8月20日に米倉の自宅マンションにマトリによる家宅捜索が入ったと伝えられている。
8月19日を最後に、米倉はそれまで続けていたInstagramの投稿をピタッと止め、それ以降公の場に姿を見せなくなっていた。
米倉を巡る捜査が長く続いているワケ
9月17日、『BARNEYS NEW YORK』銀座本店のリニューアルオープンを祝したフォトコールセレモニーへの出演を辞退し、同月25日に出演予定だった英国高級自動車ブランド『ジャガー・ランドローバー』の日本法人が主催するプレス発表会のイベント自体が取りやめに。 10月6日にも美脚の著名人を表彰する『第21回クラリーノ美脚大賞2025』の授賞式を欠席した。
特に『ジャガー・ランドローバー』の発表会イベント中止については、業界関係者にも動揺が広がっていた。
「この発表会では、同社の人気車種『ディフェンダー』の最新モデルの発表が予定されていて、米倉さんはそのアンバサダーに就任予定だったと聞いています。単なる体調不良でしたらプレスイベントだけを欠席すればいい話で、アンバサダー就任自体をキャンセルする必要はありません。米倉さんに何か大変なことが起きているのではないかと心配する人は多かった」(ファッション誌編集者)
家宅捜索から長く捜査が続いていることについては、さまざまな要因があるだろう。今後はどう展開していくのだろうか。
「米倉さんはマトリからの調べに対し、誠実に対応していると聞きます。押収された品だけではすぐに逮捕とならなかったことからしても、違法性があるのかどうかも含めて慎重に調べが進められていると見られます」(前出・テレビ局社会部記者)
米倉といえば、2020年にアルゼンチン人ダンサーのゴンサロ・クエッショ氏と交際が報じられた。2021年、個人事務所設立1周年を記念して開催されたスペシャルステージ『DISFRUTA 2021』では、ゴンサロさんとのアルゼンチンタンゴを披露。また、今年8月の 『DISFRUTA DISFRUTA』にも米倉さんのペアとして出演していた。
公私ともに米倉と支え合うパートナーであるゴンサロ氏。米倉がイベントをドタキャンするなか、彼のタンゴのレッスン講師業も"事実上の休業状態"にあったという。
「8月下旬、神戸や博多でのプライベートレッスンや関西でのディナーショーには参加していたゴンサロさんですが、都内の所属スタジオで行っていたレッスンは9月に入って一度も開かれませんでした。
どうやら日本から出国していたようです。10月上旬には都内のスタジオでレッスンを再開する予定でしたが、タンゴ教室の関係者からはSNSで『ゴンサロ先生が諸事情により帰国が延期になった』と伝えられていました」(同前)
国民的女優をめぐる"ガサ入れ報道"は、今後どんな展開を見せるのだろうか。