早田ひな 大激戦の末に涙のチャンピオンズ初V!日本頂上決戦で張本美和にリベンジ【卓球 WTTフランクフルト】
早田ひな PHOTO:World Table Tennis
<2025年11月4日(火)~11月9日(日)WTTチャンピオンズフランクフルト@ドイツ>
【LIVE配信】WTTチャンピオンズフランクフルト2025 11月4日(火)~11月9日(日)開催
11月9日、女子シングルス決勝で早田ひな(25=日本生命/世界ランク13位)が張本美和(17=木下グループ/同7位)をゲームカウント4-3で下し、チャンピオンズ初優勝を果たした。
日本のツインエースが真っ向勝負。国際大会では早田が7勝2敗と大きくリードしているが、ここ4戦では2勝2敗で、直近でも張本が勝利していた。
早田は下回転の球で強打を防ぎつつ、ミドルと両サイドを厳しく突いて11-4で先制し、2ゲーム目も勝負どころでハイトスサーブからの3球目攻撃を決めた早田が11-8で奪う。
第3ゲーム、張本はYGサーブからの両ハンドで早田を台から下げて11-4で取り返し、次もいきなり7連続ポイントした張本が11-6で取る。
5ゲーム目も張本が6-3とリードするが、足を動かして得意のフォアを放った早田が一気の8連続得点で奪取するが、次は6-9から早田の投げ上げサーブを破って5点連取した張本が奪い返す。
最終第7ゲームも抜きつ抜かれつのシーソーゲーム。しかし、フォアサイドに切れるサーブからカウンターを決めた早田が11-9で制し、大激戦にピリオドを打った。
同じくフルゲーム&最終ゲーム11-9の激戦となった2週前のWTTスターコンテンダーロンドン決勝での借りを返し、リベンジを果たした早田。
優勝直後は一瞬涙ぐむシーンもあった早田は、これでWTT今季初優勝と、WTT上位大会のチャンピオンズ初Vを同時に達成した。
<WTTチャンピオンズフランクフルト 女子シングルス決勝> 早田ひな 4-3 張本美和
11-4/11-8/4-11/6-11/11-6/9-11/11-9