2026年残り4カ月!NISA成長投資枠を賢く使い切る「手作り高配当ファンド」の作り方(窪田真之)

 東京証券取引所に上場する日本株は、原則100株単位でしか売買できません。ただし、楽天証券の「かぶミニ」(単元未満株取引)を使うと、日本株を1株単位で売買することができます。対象銘柄は、9月1日現在、東京証券取引所に上場している2,116銘柄です。

かぶミニ(単元未満株取引)取扱銘柄一覧

 日本株を100株単位で投資する、という固定概念は、もうなくしてもいいと思います。100株単位の投資だと、株価2,000円の銘柄ならば、最低でも20万円(2,000円×100株)ないと投資できません。金額が大き過ぎます。また、100万円の投資資金を持っている人にとって、20万円は20%に当たります。そんな大きな金額を一度にドカンと買うのはリスクが高いと思います。

 株価が大きく下がってきていて、「絶好の投資チャンス」と思った銘柄があったとします。それでもいきなりドカンと100株買うのではなく、時間分散して買っていった方が良い買い方になると思います。

 まず50株だけ買って、様子見しながら買い増しして100株にしていくこともできます。あるいは、20株ずつ5回に分けて買う方法もあります。下げてきた銘柄を買うならば、慎重に時間分散した方が良いと思います。

 かぶミニで1株だけ買って保有しているだけでも、株数に応じて配当金を受け取ることもできます。少額でいろいろな高配当利回り株に分散投資することができます。新NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)の「成長投資枠」での投資もできます。

 詳しくは、以下を参照してください。

かぶミニ®(単元未満株取引)

 今日は、みなさまに「かぶミニ」を使った、手作り「高配当利回り株ファンド」の作り方を解説します。

手作り「高配当株ポートフォリオ」2選

 かぶミニを使えば、小口で投資できるさまざまな高配当株ポートフォリオを作ることができます。大型割安株から作るポートフォリオと、中小型株から作るポートフォリオを紹介します。

【1】3大割安株で組む高配当株ポートフォリオ

 9銘柄約4万7,000円、予想配当利回り3.2% (金融株を赤、資源エネルギー関連株を青、製造業を緑で表記)

出所:QUICKほか各種資料より楽天証券経済研究所作成。配当利回りは、1株当たり配当金(会社予想)を8月末株価で割って算出。東京海上HDの1株当たり配当金は株式分割を考慮して修正

 私が勝手に「3大割安株」とネーミングしていますが、(1)金融株、(2)資源エネルギー関連株、(3)製造業の3セクターに、株価収益率(PER)、株価純資産倍率(PBR)が低く、配当利回りの高い銘柄がたくさんあります。うち9銘柄から組んだポートフォリオが上記です。

【2】中小型高配当利回り株ポートフォリオ

 10銘柄約5万3,000円、予想配当利回り4.8%

出所:QUICKほか各種資料より楽天証券経済研究所作成。配当利回りは、1株当たり配当金(会社予想)を8月末株価で割って算出(%は四捨五入)

 他にも、さまざまなポートフォリオを作ることができます。NISA成長投資枠を活用して、長期投資したらよいと思います。

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