蚊に刺されやすい人の特徴は? 蚊が活発に活動する気温は何度? 気象予報士が「蚊の気持ち」になって解説

テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「蚊が活発に活動する気温」についてお伝えする。

羽と触角のようなものを身に着けて登場した古山予報士。今回は何の姿…?と思ったら、この季節に注意が必要な「蚊」の格好だった。

まずは「蚊に刺されやすい人」の特徴から。「体温が高い(子ども・妊婦)」「お酒を飲む」「O型」「黒い服を着る」「足がにおう」。決して児玉アナのことではないと、前置きした上で、、、

条件に沿う人がビアガーデンにでも行こうものなら…アルコールを飲んだ後に出される二酸化炭素、そして足の臭いに蚊は大喜び!美味しそうな人間がいる!ということで「チクッ!」と刺されてしまう可能性が非常に高くなるという。

そうならないための対策は「ハンディファンを使う」「白く風通しの良い服を着る」「足を清潔にする」さらに、「虫よけは、日焼け止めの後に塗る」こうした万全の対策をとって欲しい。

というのも、17日は蚊が活発になりそうだ。実は、蚊が元気に活動する気温というものがある。おおよそ25℃から30℃前後だ。蚊は夏に活動する虫だが、暑さに弱いので、それ以上に気温が高くなると活動が鈍くなる。

17日の気温変化を見ていくと、最低気温が25℃前後、そして最高気温が30℃前後ということで、蚊が一日中、元気に活動しそうだ。さらに17日はまとまった雨になりそう。雨が降れば蚊も雨宿りするが、雨が上がると一斉に活動し始めるので、雨の降り方に注意が必要だ。

ここで「宮崎弁DEてげてげ天気予報」のコーナー、14回目は「高原町」編。面積が広い宮崎県では、同じ県内でも言葉が若干違う。古山予報士自身の勉強のための挑戦でもあり、26市町村制覇を「あいうえお順」で目指している。

「くぃまに乗っちょっせぇ あんねごたったら いっき くぃまを止めっせ うめがおさまいつい じーっしちょかんないかんたっと」

翻訳すると

「車に乗っていて 危なくなったら すぐに車を止めて 激しい雨がおさまるまで じっとしてないといけないよ」

予想天気図見ると、南の海上に台風マークがある。17日までに台風6号に発達する予想だが、今のところ、宮崎への直接の影響はなさそうだ。しかし代わりに高気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで、17日も大気の状態が不安定となりそう。日中は空模様の変化に注意が必要だ。

(テレビ宮崎)

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