「知らない」を「言えない」と翻訳…『ミヤネ屋』中国人観光客へのインタビューが「明らかなミスリード」とSNSで波紋(女性自身)

日中関係の悪化によって、打撃を受ける日本の観光業界。そんななか、ある情報番組の観光地での取材が波紋を呼んでいる。 【写真あり】「戦争したくない」日中関係悪化で不安吐露した中国人YouTuber 11月7日の衆議院予算委員会で「台湾有事」について、具体的な例をあげた上で「存立危機事態になりうる」と発言し、武力行使に踏み切る可能性を示した高市早苗首相(64)。その発言に中国政府は猛反発し、日本産水産物の事実上の輸入停止や14日は訪日自粛を呼びかけた。 17日放送の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)では、観光業界を中心に中国からのキャンセルが相次ぐなど影響が広がるなか、京都・嵐山を訪れていた中国人観光客に街頭インタビューを敢行。 「渡航自粛の注意喚起が出されるなか、なぜ日本へ来たか?」とリポーターから問われた最初の中国人夫婦は、「日本への旅行は早くから計画していた」とした上で、「政治問題への発言はしません」と回答。 波紋を呼んでいるのは次に声をかけた中国人男性へのインタビュー。リポーターがスマホの翻訳機能を利用しながら「どこから来たのか」と問いかけると、男性は「上海」とにこやかに回答。リポーターが続けて「習近平氏が訪日自粛を呼びかけているが……」と問いかけると、男性は急に手と首を振って苦笑いしながら「不知道 不知道」と取材を拒否し、英語で「ソーリー、ソーリー」と謝ってその場を離れた。字幕では「言えない 言えない」と訳されていた。 次にリポーターは同じく上海から来たという中国人女性にもインタビュー。訪日して何日目かなどの質問にはにこやかに答えていたが、先の男性同様、「習近平」の文字を見た瞬間に表情を険しくし、手を振って取材を拒否。逃げるように離れていった。 しかし、この様子を切り取ったシーンがXに投稿されると、コミュニティノート機能で「不知道」の正しい日本語訳は「言えない」ではなく「知らない」であるという指摘がつき、拡散することに。 「『不知道』は字の如く『知らない』または 『わからない』と訳すのが一般的です。実際に複数の翻訳アプリや辞書で確認しても『言えない』とは出て来ませんし、基本的な使い方の場合は『知らない』という意味です。 中国は多くの日本人が思っているよりは自由ですが、“政治の話を人前で口にしない”というのは常識です。政治の話題になった瞬間に逃げるようにインタビューを打ち切っていることからも、人前で言いたくないのは明らか。『ミヤネ屋』としては、習近平氏の影響力を強調したかったのかもしれませんが、『言えない』と訳すのはミスリードと言われても仕方がないですね」(中国語教師) Xでは、意訳として間違っていないとの指摘もあったが、『ミヤネ屋』による意図的な“誤訳”を疑う声も続出した。 《ちょっと意訳がすぎるかな 明らかなミスリード》 《まあ真意は「言えない」or「この話題は話したくない」なんだろうけど、意訳がすぎるかな》 《“不懂不懂,我不知道不知道(知らない、それは知らない、知らない)”を 「言えない、言えない」に訳すのはさすがに放送倫理違反だろ》 また、政治的インタビューだと知らずに途中まで回答していて、習近平氏の名前が出た途端に、インタビューされている人たちが取材拒否をしている姿勢を見ても、顔にモザイクをかけるなど配慮すべきだったのではないかとの指摘も上がった。 そこで読売テレビに「なぜ『我不知』を『言えない』と訳したのか」、「批判への見解」、「モザイクをかける等の配慮をしなかった理由」について問い合わせたところ、「個別の番組の制作過程等についてはお答えしておりません」との回答が寄せられたのみだった。

女性自身
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