「6人殺して7年」「お辞儀すらしない」遺族が怒り TikTok見て脇見運転6人死亡 元トラック運転手に法定上限の7年求刑

亡き家族の写真を手に、報道陣の前に現れた遺族。 傍聴後の声は、強い怒りに満ちていました。 亡くなった松本幸司さんの姉: 後ろ(傍聴席)を向いてお辞儀でもするのかなと思ったんですけど、それすらもない。 亡くなった高峰啓三さんの妻: (被告は)この態度でつらぬくんやと。「ごめんなさい」も「申し訳なかった」という気持ちもこちらには何も見せずに、この人はこのまま刑務所に行くんやなと。 遺族が怒りを向けた相手。 元トラック運転手の水谷水都代被告(55)。 2026年3月、三重県の新名神高速道路で大型トラックを運転中、渋滞の車列に追突。 静岡県の松本幸司さん(当時45)、妻の恵梨子さん(当時42)、長女・莉桜さん(当時11)、長男・壮眞さん(当時8)、次女・彩那さん(当時5)の一家5人、そして埼玉県の高峰啓三さん(当時56)の合わせて6人を死亡させた過失運転致死の罪に問われています。 これまでの裁判で水谷被告は起訴内容を認め、検察側は、「水谷被告が事故直前、TikTokの料理動画のスクリーンショットを撮ろうとして13秒間脇見運転をしていた」と指摘していました。 迎えた10日の裁判。 遺族による意見陳述が行われました。 法廷で、「幸司の家族の命を奪っておきながら(被害者の)名前すら言えない。反省ひとつしていないことが分かり、憤りなどという感情では表せないほどの気持ちです」と涙ながらに訴えた松本幸司さんの姉は裁判終了後、「謝罪を含めてというのはやはり求めていました…。きょうに至っても私たち遺族に向けてのアクションというのは最後もないですけど」と語りました。 法廷で「被告人はその年にもなって運転中に前を見なければならないことが分からなかったのですか。主人を返してください。それがかなわないことも分かっています。だからこそ私は聞きたい。主人が何かあなたに殺されないといけないようなことをしましたか?」と述べた高峰さんの妻は、「伝えてもこの人には響かない。人としての感情がない人なんだな」と語りました。 10日の法廷で裁判官から発言を求められた水谷被告は「運転手を仕事にしている中でこのようなことをしてしまって反省しています。遺族の方に迷惑かけて申し訳ございませんでした」と述べました。 10日で裁判は結審し、検察側は過失運転致死罪では最も重い、拘禁刑7年を求刑しました。 亡くなった高峰啓三さんの姉: (最も重い)7年が出たとしても私たちは納得はしません。 亡くなった松本恵梨子さんの兄: 6人も殺しておいて7年で出てこられるんだっていう、そんな気持ちで今はいます。 判決は10月に言い渡されます。

FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
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