史上2番目24万5000人が堪能 源義経公東下り行列

平泉町で3日、「春の藤原まつり」の呼び物、「源義経公東下り行列」が行われ、史上2番目に多い24万5000人が歴史絵巻を堪能しました。観光客「東京です。きのう平泉に来て、けさ6時から並んでいました」3日、平泉町の毛越寺に集まったひと、ひと、ひと…。そのお目当ては「春の藤原まつり」の呼び物、「源義経公東下り行列」で義経役を務めるグローバルボーイズグループ「INI」の尾崎匠海さんです。源義経役 尾崎匠海さん(25) 「歴史あるイベントに参加するプレッシャーを感じつつ、義経のたくましさと、ポイントでは知的に見えるように演じたい」午後1時半、総勢約90人の行列がスタートしました。大勢の観客が沿道を埋める中、尾崎さんは白馬にまたがってりりしい義経を演じながら、観客からの声かけに気さくに応じる場面もあり、イベントを盛り上げました。観光客「匠海くん投げキスお願いします!」匠海「笑…投げキスはできひん、ごめんねー!」平泉観光協会によりますと、この日の入り込みは24万5000人で、2005年に滝沢秀明さんが義経を演じたときの、25万人に次ぐ記録となりました。富山県の観光客「いやもうなんか、泣けました!」愛知県の観光客「かっこよかったです!凛々しかったです!」東京からの観光客「東京じゃ見られない趣深いイベントで、自分の価値観も広がるような、新鮮でいい経験ができた」

ことしの「春の藤原まつり」は最終日の5日まで5日間の合計で36万1000人の入り込みを記録しています。

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