「これらが全て燃えるごみに入っていた」。“現場写真”に「あかんでしょ…」の声。ゴミ清掃芸人の投稿が話題
「ゴミ清掃芸人」として知られるお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんが7月4日、自身のX(@takizawa0914)を更新。
「これらは全て可燃ごみに入っていました」と、“現場写真”を4枚投稿しました。一体何が可燃ごみに入っていたのでしょうか。
滝沢さんはXに、「これらはリチウムイオン電池を使われている製品です」と投稿し、ワイヤレスイヤホン、加熱式たばこ、バッテリーパック、パソコンの充電器の写真を公開しました。
リチウムイオン電池が使われた製品は、変形や圧縮によって発煙・発火を起こす可能性があり、都内でも清掃車やリサイクル工場での事故が相次いで報告されています。
東京都も「混ぜて捨てないで!リチウムイオン電池!」とウェブサイトで発信し、「リチウムイオン電池は紙やプラスチックなど燃えやすいごみと一緒にすると出火のおそれがあります。絶対に混ぜないでください!」と注意喚起しています。
つまり、そんな危険性のあるリチウムイオン電池が使われた製品が、可燃ごみに入れられていたということですね。
滝沢さんは「充電をして何回も使えるものはリチウムイオン電池が使われている可能性が高い」とし、処分の方法については「必ず自治体の指示に従ってください!」と呼びかけていました。
この投稿には、「可燃ごみにリチウムイオン電池はあかんでしょ…」「分別苦手な人でもこれだけは覚えて守ってほしい」「何も考えずに捨てる人が多すぎる」といった声が寄せられています。
なお、処分の方法は自治体によって様々ですが、モバイルバッテリーなどは販売店に設置されたリサイクルボックスなどで回収されています。
また、機内でモバイルバッテリーが発煙・発火する事案が発生していることから、飛行機内でのモバイルバッテリーの取り扱い方法が7月8日から変わることも報道されています。