8強かけ初の栃木・群馬対決へ 佐野日大と健大高崎の監督に聞く

2026年8月15日19時30分

 第108回全国高校野球選手権大会(日本高野連、朝日新聞社主催)の3回戦に勝ち進んだ栃木代表の佐野日大は16日の第1試合(午前8時開始予定)で、ベスト8進出をかけて群馬代表の健大高崎と対戦する。栃木県勢と群馬県勢が甲子園で顔を合わせるのは春夏を通じて初めて。佐野日大の麦倉洋一監督(55)と、健大高崎の青柳博文監督(54)に、隣県対決への思いなどを聞いた。

 ――2試合を終えたチームのコンディションは

 佐野日大・麦倉監督 生徒たちはこちらの生活にも慣れて、何をやるか分かっている。試合間隔も空いたので、疲労をためずに済んでいる。

 健大高崎・青柳監督 リラックスして、メリハリのある生活ができている。気力、体力ともに充実し、落ち着いて、集中して練習に取り組めている。

 ――対戦相手のイメージは

 麦倉 毎年、練習試合をやるなど、スタッフ同士も仲が良くてお互いによく知っているチーム。全国的にみても戦力が整っている。春の関東大会で負けているので、選手たちの奮起を期待したい。

 青柳 投手を中心にした堅い守りのチームという印象だ。打線も粘り強い。

 ――相手校で警戒する選手は

 麦倉 神崎翔斗選手(2年)、石田雄星選手(3年)の1、2番が出塁すると打線がつながってくる。彼らをどうやって抑えるのか、一番注意するところ。投手陣もレベルが高いので対戦が楽しみ。

 青柳 鈴木有投手(3年)は高校生トップクラスの制球力があると思う。簡単には打てないだろう。攻撃面では指名打者の小和田和輝選手(3年)が当たっており、上位打線を警戒したい。

 ――自分のチームで鍵を握る選手は

 麦倉 沖崎翼(2年)、鈴木、山田琉偉(2年)の投手陣がどれだけ踏ん張れるか。打つ方は、安打が出ていない小林優太(3年)、須田凌央(2年)、中村盛汰(3年)に一本出れば、まだもう一段、上に行ける要素がある。

 青柳 打線は神崎、石田雄の1、2番が出塁できるかが大きい。投手陣は大岩翔斗(3年)がしっかりとリードしてくれたら。

 ――理想とする試合展開は

 麦倉 (1、2回戦のように)また接戦で、3点勝負の戦いに持っていきたい。接戦にできれば勝機が出てくる。理想として、できれば3―2のスコアで勝ちたい。

 青柳 ロースコアの試合になると思う。粘り強く守り抜いて、最後に1点でもリードしていたい。

 ――隣県同士の対決です

 麦倉 (近くて親しい学校と甲子園の上位で対戦できるのは)本当に想像もしなかった。戦いは続いているが、改めて選手たちはよく頑張っていると思う。

 青柳 歴史的な勝負なので、いい試合をしたい。

 ――試合への意気込みを

 麦倉 お客さんにいっぱい入っていただいた甲子園で3試合もできるのは、本当に幸せなこと。もうプレッシャーもないし、思い切りやるだけだと思う。

 青柳 チャレンジャー精神で、攻守ともに強気で攻めたい。(津布楽洋一、岡田昇)

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