レクサス初のMT『LBX』モリゾウRRは、エアロダイナミクスを追求したブリッツのエアロで特別感とスポーツ感を増幅!

  1. カーボン採用のエアロシリーズは、スタイルとパフォーマンスを融合
  2. 走りを高める機能系パーツも用意
  3. LM500h用のカーボンエアロも設定あり

LBXモリゾウRRは特殊なクルマだ。中身はラリーを前提に開発されたGRヤリスと同等、国内のレクサス初のMT搭載車等々、普通ではない要素が多い。そんな特殊な“素材”を、多くのチューナーが注目。ブリッツも、そんなチューナーのひとつだった。

ブリッツは、得意の車高調だけでなく、エアロパーツも新規開発! 『エアロスピードRコンセプト』と命名されたシリーズで、“普通”のLBXにはないエアロを用意したのだ。エアロダイナミクスを追求しながら、迫力あるデザインを実現るコトを基本線に、ベース車のキャラに合わせて純正ラインを活かす方向性でデザインしている。前後スポイラーがリップ式であるなど決して大柄ではないが、素材をカーボンとすることでスポーツ性を大胆に主張。「ローダウンとのバランスも考慮した」そうだが、コレはサスキットも用意するブリッツだからこそ可能だった部分と言えよう。

実はサイドステップの設定はないなど、少ないパーツ点数でイメチェンできる点もポイント。リアアンダーは、センター部と両コーナー部の3点構成とすることで、パーツの大型化をも回避。さり気ないイメチェンを可能とした。レスサス用エアロは決して多くはないブリッツ。だが、開発したモデルに関しては、極めてホンキだ。

BLITZ AERO SPEED R-ConceptLEXUS/LBX MORIZO RR 純正バンパー形状を意識しつつ、幅、前方向ともに約20mm延長したリップスポイラー。どんなボディ色にもマッチし、かつスポーツ方向へのイメチェン効果も高いカーボン製だ。 リアアンダーは、センターのディフューザー部、両サイドのコーナーディフューザー部の計3点構成となる。コレらもすべてカーボン製を採用しており、アグレッシブな印象を高めたリアスタイルを演出。 サイドステップは設定しなかったが、リアまわりのパーツは充実。『ゲートスポイラー』は、少々サッパリしたリアまわりの印象をスポーティに変える。 純正のルーフラインをストレッチしたカタチでデザインした『ルーフスポイラー』。コチラもカーボン製で、『ゲートスポイラー』との併用がオススメ! 細くシャープなスポークが印象的な『RS05RR』。エンケイのスポーツモデルらしいスピード感溢れるデザインで、深く印象的なコンケイブを持つモデルでもある。

走りを高める機能系パーツも用意

マフラーは試作品がついていた。取材時点では開発中で、フォージドカーボンのテールがついていたのが印象的。当然カーボン製エアロとの相性も◎。 アクセルレスポンスを自在に制御できるスロコン機能+パワーアップまで実現する『パワスロ』。普通のLBXはスロコンのみ(パワスロはナシ)という事実が、当車のキャラを物語る。

PRICEフロントリップスポイラー 17万6000円リアアンダースポイラー 17万6000円リアルーフスポイラー 16万5000円リアゲートスポイラー 14万3000円パワスロ 5万9400円■マフラー/ニュルスペックカスタムエディション 開発中■足まわり/ダンパーZZ-RスペックDSCプラス 36万3000円■ホイール/エンケイ・レーシングレボリューションRS05RR(20×9.5J+35)

■タイヤ/ダンロップ・スポーツマックスRS(265/35)

LM500h用のカーボンエアロも設定あり

LM用エアロパーツも展開! ベース車の威厳を損なうことなく、ブリッツらしいスポーツ性を付与。現状、ミニバン&SUVはこの2車種のみ。

PRICEフロントリップスポイラー 22万円リアスポイラー 22万円リアアンダーディフューザー 22万円

上記3点セット 55万円

▷最高級のカスタマイズ『LEXUS至上主義』

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年8月号 No.356より

関連記事: