大宅真樹「一番の頼りは小川智大」 バレー代表キックオフ取材詳報

トスの練習をする大宅真樹選手=東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで2025年6月5日午後6時18分、玉井滉大撮影

 2028年ロサンゼルス・オリンピックでのメダル獲得を目指し、新体制となったバレーボール男子日本代表が5日、東京都内でキックオフ記者会見を開き、報道陣の取材に応じた。

 大宅真樹選手(日本製鉄堺)はセッターのポジション争いへ向け、力強く意気込みを語った。

 大宅選手の主な談話は次の通り。【小林悠太】

「関田さんを脅かす存在が出ないと」

 <選手による意気込み表明で、「例年にないくらい強い覚悟」と言っていました>

 ここ2年あまり、代表で良い思いはできていないです。

 関田(誠大)さんが(右足関節の手術で)離脱する形になり、やっぱり僕らセッター陣からしたら、今年はチャンスが来ました。

 誰よりも強い覚悟を持って挑んでいるということを皆さんに伝えたかったし、それは口だけでなく、ネーションズリーグや世界選手権を通して、見せられたらと思っています。

 あの場(記者会見中の意気込み表明)では、あまり長く話せないので、短い言葉でどれだけ伝えられるかというところで、強い思いが少しでも伝わったらと思いました。

 <関田選手が不在という状況について、どのように思っていますか>

 僕自身、昨年もネーションズリーグ(の北九州大会)で、関田さんが脚を痛めて、代わりに入りました。

 今の日本バレーボール界で、関田さんの存在がかなり大きいことは、自分自身も理解しています。

 ファンの人もそうですし、(パリ)オリンピックのメンバーの選手からも「セッターだったら関田さん」という100%の信頼が今、関田さんにあると思います。

 でも、僕は…

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