マルチツール端末Flipper Zero、AI強化プロジェクト登場で愛用者からは「いらん!」の声
マルチツール端末Flipper Zero。開発者やガジェットファンにとっては楽しいオモチャであり、悪いやつにとっては恰好のハッキングツール。つまり使い側次第なのですが、プログラミングなどテック知識がない人には無用の長物なマニアック端末であり、それがまたウケている理由でもあります。
が、このFlipper Zeroに現代のテック業界のマストアイテム「AI」を組み込もうというプロジェクトが持ち上がりました。
AIチャットボットを導入
GitHubで公開されたプロジェクト「V3SP3R」。Flipper ZeroをAI強化しようというプロジェクトで、要はChatGPTのようなAIチャットボットのインターフェースを載せようぜということ。GitHubで公開されているAPKをいれて、Android経由でアクセスします(iOSは現段階では非対応)。こうすると、Bluetooth接続でAndroid端末から文章でタスクオーダーを出すことができるようになります。
愛用者たちは「不要!」と一蹴
開発者向け端末のFlipper Zeroを、技術的知識を持たない「普通の人」が口語的文章で使えるようになるのは便利。ただ、そもそもFlipper Zeroって玄人向け端末だから楽しいわけで…。そもそも「普通の人」はターゲット層でもなく、チャットボットを使ってもこれで何をしたらいいかもよくわからないわけで…。
AIチャットボットプラットフォームが入ってしまえば、Flipper Zeroの魅力が半減するという声が挙がっています。従来のFlipper Zero愛好者の間では、AI化はいっさい不要、興味ないという声が大半。このプロジェクト自体がAI生成ぽいという気の利いたジョークまで飛び出すほど。
また、使用できる層が広がることで、ハッキングツールとして安易に使われてしまうリスクも指摘されています。
なんでもAI強化で「簡単・便利」にすればいいわけではないという、いい例かもしれません。