大阪万博、紙コップのアフタヌーンティーがSNSで拡散。英代表が食事についてのコメントを投稿

大阪・関西万博の英国パビリオンで提供されたアフタヌーンティーがメニューとは異なる内容だったという投稿がSNSで話題になっている。

Xで拡散したのは、イギリス館のレストランを訪れた人が4月28日に投稿した、1セット5000円のアフタヌーンティーセットの写真だ。

この来場者は、メニューに2個と書かれていたスコーンが1個しか出てこなかったため、足りないと伝えてもう1個持ってきてもらったと説明している。

また、紅茶も紙コップにティーバッグを入れたものでまったく足りなかったので、お湯のお代わりを頼んだという。

一般的に、イギリスのアフタヌーンティーはティーポットとティーカップで提供される。

しかし投稿者の写真で、紅茶はポットではなく紙コップとティーバッグで提供されている。また、ジャムやクリームも器ではなく紙コップに入っている。

この投稿は3万回以上リポストされ、「紙コップでアフタヌーンティーはちょっと悲しい」などさまざまなコメントが寄せられている。

これを受け、大阪・関西万博イギリス政府代表を務めるキャロリン・デービッドソンさんが29日、「英国のパビリオンの食事について…」という動画をXに投稿した。

動画ではデービッドソンさんが、SNSに投稿されたのと同じと見られるアフタヌーティーセットを前にして「英国パビリオンの多くの来館者の皆様に、英国料理をお楽しみいただいています。SNS上でもご意見や感想が活発に交わされています」とコメントしている。

また「英国パビリオンでみなさまから寄せられる声を大切にし、より快適な時間を過ごしていただけるよう取り組んでいきます」と述べ、 英国パビリオンのテーマメッセージ「COME BUILD THE FUTURE。ともに未来をつくろう」という言葉で締めくくっている。

一方、拡散した投稿の写真で紅茶は紙コップで提供されていたが、デービッドソンさんはフレンチプレスで淹れたお茶を、ティーカップで飲んでいる。

デービッドソンさんの投稿に対し、「これは改善されるということでしょうか」「ぜひティーサーバーでの提供を」などのコメントが寄せられている。

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