【アンタレスS】(阪神)ミッキーファイトが人気に応えて快勝|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI

阪神11Rの第30回アンタレスステークス(4歳以上GIII・ダート1800m)は1番人気ミッキーファイト(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分51秒3(良)。2馬身半差の2着に10番人気タイトニット、さらに3/4馬身差の3着に11番人気ラインオブソウルが入った。

ミッキーファイトは美浦・田中博康厩舎の4歳牡馬で、父ドレフォン、母スペシャルグルーヴ(母の父スペシャルウィーク)。通算成績は8戦5勝。

レース後のコメント 1着 ミッキーファイト(C.ルメール騎手)

「ダートで本当に強い馬です。前走も良い競馬でしたが、今回は(コースを)一周で1800mで、一番(この馬には)良いですね。最初からスピードを出してくれる馬で、今日はマイペースで走りたかったので、直ぐ2番手3番手のポジションを取りました。そこから息が入りましたし、リラックスできました。最後はいつも通りの長い良い脚を使ってくれました。タフな馬です。身体もきれいで大きいです。スタミナもありそうなので、1800から2000mで走ってくれると思います」

2着 タイトニット(坂井瑠星騎手) 「強い馬相手によく頑張ってくれました。3勝クラスを勝ったばかりで、これがいい経験になると思いますし、このまま行ってくれれば今後が楽しみです」

3着 ラインオブソウル(松若風馬騎手) 「連闘でもテンションは上がることなく競馬を迎えることができました。ペースが速く、いいところでレースができました。重賞でも走れましたし、馬もパワーアップしていると思いますが、展開が向けばだと思います。成長していると思います」

4着 ミッキーヌチバナ(M.デムーロ騎手) 「頑張りました。流れはいい感じで、楽なところを走ることができましたが、直線はジリジリとした脚でした。それでも最後まで頑張ってくれましたし、すごく良かったと思います」

5着 ブレイクフォース(北村友一騎手) 「前が速くなると思っていましたし、流れは向くと思っていました。大外でもなるべくロスなく立ち回りたいと思っていて、イメージ通りの競馬ができました。しっかり走り切ってくれています。毎回しっかり走ってくれて、えらい馬です。とても頑張っています」

6着 オメガギネス(戸崎圭太騎手) 「返し馬から体の使い方が良く、レースの流れにも乗れて、あとは伸びるだけだと思ったのですが、動き切れませんでした。距離なのか、はっきりした原因はわからないです」

7着 ヤマニンウルス(武豊騎手) 「展開は良いのではないかと思いましたが、3コーナーを過ぎて手応えが全くなくなってしまいました」

8着 サンデーファンデー(鮫島克駿騎手) 「同型のマーブルロックがいて、切り替えて番手というのは想定内で、行けたら行こうと思っていました。ですが、ミッキーファイトがポジションを取りに来て、1コーナーから2コーナーの入りが思ったより速くなってしまいました。斤量も59kgでしたし、今日の厳しい斤量と流れがこの馬を強くするのではないかと思います」

10着 マーブルロック(松山弘平騎手) 「スタートがしっかり決まって自分の競馬はできました。重賞で相手も強く早めに来られたぶん苦しくなりました」

12着 ハギノアレグリアス(岩田望来騎手) 「原因はわかりません。暑くなったので耐えられなくなったのかもしれませんが、原因はこれから探っていきます。こんなに負ける馬ではありませんから改めてです」

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