東海道・山陽新幹線に上級クラス「Supreme Class」導入! 個室タイプは10月、半個室タイプは2027年度から
JR東海、JR西日本は6月17日、東海道・山陽新幹線に導入する上級クラス席の詳細を発表しました。
上級クラス席「Supreme Class Cabin」の7号車(2人利用可能室)のイメージ(画像提供:JR東海)設備名称は「Supreme Class」(スプリームクラス)。グリーン車を超える上級クラス席であることから、最高の品質やサービスを提供するという想いを「Supreme」(最高の)で表現しています。
座席タイプは、個室タイプの「Cabin」(キャビン)、半個室タイプの「Seat」(シート)の2種類を提供します。
Supreme Class Cabinは、7号車と10号車に1室ずつ設置。7号車は2人利用も可能な構造で、博多方面に向いたリクライニングシートと、東京方面に向いたソファを設置します。10号車は1人用で、東京方面を向いたリクライニングシートのみの設置です。
上級クラス席「Supreme Class Cabin」の10号車(1人利用室)のイメージ(画像提供:JR東海) 「Supreme Class Cabin」の設置位置(画像:JR東海)本クラスでは、電子錠つき扉を設け、プライベート感とセキュリティを確保。室内に備えられた専用タブレットでは、照明、空調、放送などを個別調整できるほか、モバイルオーダーも可能です。また、専用Wi-Fi、持参したデバイスと接続可能なシートスピーカーも搭載します。
電子錠つき扉。交通系ICカードやQRコードで解錠可能です(画像提供:JR東海) ヘッドレストにはシートスピーカーを設置(画像提供:JR東海)座席はレッグレストつきのリクライニングシートを搭載。体格の違いにあわせて背もたれ腰部の形状調整が可能な電動ランバーサポートや、大型テーブルを設置しています。また、座席横には、航空機内への持ち込みサイズのスーツケースを収納できる荷物置き場を備えています。
荷物置き場(画像提供:JR東海) 7号車のソファ(画像提供:JR東海)Supreme Class Seatは、10号車(グリーン車)東京寄りの座席5列分のスペースに設置。1編成あたり6席を設けます。通路と座席間に出入り用の扉を設け、また大型バックシェルタイプの座席を採用することで、プライベート感と上質性に配慮。座席は転換可能で、向かい合わせでの利用にも対応します。専用タブレットやシートスピーカー、専用Wi-Fiも、Supreme Class Cabinと同様に用意されています。
Supreme Class Seatのイメージ(画像提供:JR東海) 向かい合わせでの利用も可能です(画像提供:JR東海) 「Supreme Class Seat」の設置位置(画像:JR東海)Supreme Classでは、座席サービスのほか、無料のウェルカムサービス(飲み物およびお菓子)、モバイルオーダーサービスを提供します。なお、山陽新幹線では、現在はグリーン車内でワゴンによる車内販売を提供していますが、10月1日以降は東海道新幹線と同様、モバイルオーダーサービスに変更します。
Supreme Class Cabinは、10月1日にサービス提供を開始。同日以降、16両編成のN700Sで運転する「のぞみ」「ひかり」「こだま」へ順次導入する予定で、提供開始時点では1日あたり上下計12本程度での提供を予定しています。
チケットは、9月15日5時30分より、ネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」にて発売します。
エクスプレス予約での発売額(大人1人あたり・「のぞみ」通常期利用)は、東京~名古屋間が7号車4万6840円、10号車3万2440円、東京~新大阪間が7号車6万500円、10号車4万2100円、東京~博多間が7号車9万220円、10号車6万3620円など。いずれも乗車券、特急券込みの価格です。7号車を予約した利用者に同行する場合は、当該列車を利用可能な乗車券・特急券(普通車自由席・普通車指定席・グリーン席のいずれでも可)が別途必要となります。
「Supreme Class Cabin」の発売額(大人1人あたり・「のぞみ」通常期利用)(画像:JR東海)なお、Supreme Class Seatのサービス提供開始は、2027年度中を予定。発売日や価格については、別途発表するとしています。
JR東海は、Supreme Class Cabinのサービス開始に先立ち、同座席の体験乗車を実施。7月25日、26日に、各日2本を対象に実施します。事前申込制で、募集人数は各回6人(計24人)。体験時間は1人あたり30分程度です。6月17日15時から30日23時59分まで、ウェブサイトにて抽選制で申込を受け付けます。