約1500万円! 新「小さな高級車」発表! レトロデザイン&お洒落な「豪華内装」採用! "馬力2倍アップ"で運転も楽しそう! 手作りの「ウッド&ピケット・ミニ by カラム」英国に登場!
クラシックミニを最新の技術で改造したレストモッドがイギリスで発表されました。一体どんなクルマなのでしょうか。
ファン多き名車を現代風にアレンジ
旧車の雰囲気はそのままに、現代の技術を駆使して内外装やエンジン、足回りなどをアレンジした「レストモッド」が世界のトレンドとなっています。
そんななか、イギリスではクラシックミニをベースに最新のテクノロジーを導入したレストモッド「ウッド&ピケット・ミニ by カラム(Wood and Pickett Mini by CALLUM)」が発表されました。
詳しい仕様はどうなっているのか見ていきましょう。
イギリスのデザイン会社であるカラム(CALLUM)は、ジャガーのデザインディレクターを経験したカーデザイナーのイアン・カラム氏が立ち上げたデザイン会社です。
コーチビルダーのウッド&ピケット(Wood and Pickett)は1960年代にミニのオーダーメイドカスタム車両を販売し、評判を築き上げました。
顧客にはポール・マッカートニー夫妻やエルトン・ジョン、ローリング・ストーンズのボーカルとして知られるミック・ジャガーなどの著名人がいます。
そんなカラムとウッド&ピケット両社のコラボによって誕生したレストモッドが「ウッド&ピケット・ミニ by カラム」です。
ベース車両はイギリスのブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)生産の通称「クラシックミニ」です。
イギリス自動車文化の象徴ともいえるミニには、1959年から2000年にかけて生産されていたBMCのミニ(クラシックミニ)と、2001年に登場したBMWブランドのミニ(BMWミニ)が存在します。
クラシックミニはモデルチェンジを実施せず、幾度となく改良を加えながら、約40年間にわたって販売が続けられました。
一方、BMWミニはクラシックミニをリスペクトした新設計のモデルです。
2024年3月登場の第4世代ミニは、クーパー(3ドア、5ドア)、カントリーマン、エースマン、ジョン・クーパー・ワークス(JCW)など、多彩なバリエーションを設定。
ガソリン車とともにミニの量産車として国内初の電気自動車もラインナップしています。
さて、歴史的なアイコンであるクラシックミニを現代風に再解釈した、ウッド&ピケット・ミニ by カラムの詳細について見ていきます。
外観は初代ミニの雰囲気を極力残しつつ、親しみやすいデザインの13インチアルミホイールやLEDライト、オーバーフェンダーなどを装着し、伝統とモダンさを融合させたデザインに仕上がっています。
インテリアはブラウンを基調とし、ウッドパネルのダッシュボードや革製のドアパネルを採用。
オリジナルの良さはそのままに、タッチスクリーンのような最新のテクノロジーを上手に取り入れているのが特徴です。
クロームのシフトレバーから金属ベゼル、カラム特注シート、フロアカーペットにいたるまで再設計して装備しています。
カラムによれば、新しい防音材の使用により騒音や振動、突き上げ感の低減を実現したといい、快適な乗り心地にも期待できそうです。
内外装に限らずパワートレインにもチューニングが施されています。エンジンは最高出力110hpの1.3リッター直列4気筒エンジンを搭載。
ベース車から約2倍の出力アップを実現しています。
そして、再設計されたマニュアルトランスミッションやエンジンコンピュータ、2本出しのエキゾーストシステムもすべて特注です。
ウッド&ピケット・ミニ by カラムの価格は7万5000ポンド(約1488万円)からとなっています。
カラムによると、1台1台がイギリス国内での手作業生産となり、デザイン部門が顧客1人ひとりと協同し、それぞれの要望を反映した車両をパーソナライズして製造するとしています。
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