『ヒロアカ FINAL SEASON』劇場版レベルの作画連発 完全復活した爆豪のアクションが圧巻
ヒーローとヴィランの激闘がクライマックスに差し掛かっているTVアニメ『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』。10月18日放送の第3話では、爆豪勝己のアクションシーンが圧巻の作画によって表現されており、ファンたちのあいだで「もはや劇場版レベル」といった反響を巻き起こしている。 【写真】完全復活した爆豪の“神作画” 壮絶な戦いの末にオール・フォー・ワン(AFO)に敗れ、世界中の人々が見守るなかでトドメを刺されそうになっているオールマイト。誰もが最悪の事態を覚悟した瞬間、立ち上がったのが爆豪だった。爆豪は死柄木弔との戦いで心停止していたが、エッジショットの救命措置が実を結んだようで、この土壇場で奇跡の復活を果たしたのだ。 緑谷出久(デク)と視線を交わした爆豪は、自らの個性「爆破」とデクの「変速」を掛け合わせることでAFOのもとまで凄まじいスピードで飛んでいき、オールマイトを救い出すことに成功する。 さらに爆豪は「爆破」の個性を次のステージへと進化させつつ、AFOに戦いを挑む。当初は爆豪のことを有象無象の「石ころ」として気にもとめていなかったAFOだが、ついに認識をあらため、倒すべき相手として認識するのだった……。 今回のエピソードでは爆豪の見せ場が2つ登場するが、いずれもド派手なアクション作画のオンパレード。まずデクとのコンビネーションでAFOのもとに飛んでいくシーンでは、「爆破」の火花と「変速」の青い閃光が混じり合い、彗星のように空を切り裂いていく様子がスピード感たっぷりに描かれていた。 そして後半のAFOとの戦闘では、新たな能力の可能性を開花させていく様子を描くためにダイナミックな爆破シーンを連発。花火のように「爆破」を連鎖させながら高速でAFOを追い越し、そのまま制御できずに高層ビルを突き抜ける一連の場面は、驚くべき躍動感だった。 実際に同エピソードに参加したアニメーターの顔ぶれはかなり豪華だ。たとえば作画監督の1人である馬越嘉彦は『ヒロアカ』シリーズに長年携わってきた立役者で、アクション監修と原画には『週刊少年ジャンプ』原作のアニメなどで幅広く活躍する“ヒロコー”こと廣田光平がクレジットされている(※1)。 さらに原画には『ONE PIECE』で圧巻のアクションシーンを手掛けたVincent Chansardや『ブラッククローバー』などで注目を浴びた椅子汰のほか、忍田雄介(※2)、姚杰善(※3)、10+10など若手の実力派アニメーターが揃っている。 なお、次回第4話でも爆豪の活躍が描かれるようで、渾身の「ハウザーインパクト」を爆発させることも予告されている。ここから物語の終焉に向けて“神回”が連発されるかもしれないので、ぜひ見逃さずにチェックしてほしい。 参照 ※1. https://x.com/11Herota/status/1979487706234372605 ※2. https://x.com/YusukeOshida/status/1979776695629742099 ※3. https://x.com/jason2937tw/status/1979486805172130253
キットゥン希美